オリーブ:ガラスモザイクプラックの設置
2009年 04月 16日
先日、ガラスモザイクの施工に柏まで行って来ました。私はNHK文化センター柏教室でガラスモザイクの講座をやっている関係上、柏には定期的に通っています。今回施工をした亀田さんのお宅も柏にあります。亀田さんは以前オリーブをデザインしたガラスモザイクプラック(※下に説明)を12枚ほど注文され納品しています。家の外壁や塀にどう配置するかじっくり考えたいので、貼付けは自分達(ご夫婦)でやりますということでした。それから結構時間が経っており、どうなったか気になっていたので連絡してみました。もし、貼付け済みだったら、NHK文化センターに行く日についでに写真撮影をしたいと思ったからです。しかし、いろいろレイアウトを考えてみたけれどどうも決断するに至らなかったようで、アドバイスをしに伺うことになりました。
亀田さんは、奥さんが画家で私の古くからの友人でもあるのですが、まだ一度もお宅に伺ったことがありません(長野県に借りておられる別荘には行ったことがありますが)。自宅:モザイクハウスを建てる前に家内が1人で伺って、対面式のキッチンなど色々とインスピレーションを受けたお宅でもあるのでとても楽しみでした。行ってみると、やはり感じの良いお宅でした。玄関までのアプローチがドラマチックに演出され、たしかにここにガラスモザイクの装飾があったらいいなと思うような造りです。いわゆる絵心をくすぐられる空間です。そこで実際に現物を並べて、レイアウトの考え方などを話してるうちにに結局施工も請け負うことになりました。
以下は作業の段取り。
1、スクレイパーで表面の塗装を剥がします。
2、接着剤でガラスモザイクプラックを貼付けテープでズレ落ちないように止めます。
3、接着剤が固まるまで半日位必要です。テープでは持たないので下につっかえ棒をし、更に棒とおもりで壁に圧着した状態を保つようにします。
他の場所も同様に
今回1枚追加した13枚目のガラスモザイクプラックはプライベートな場所、お勝手口のドアの横に設置(写真は省略)。あまり表玄関を使わない奥さんのたっての要望で1枚貼付けました。他人の目には触れませんが、毎日使う空間ですのでとても満足していらっしゃいました。
※ ガラスモザイクプラックは、ガラスモザイクを建築装飾品として、より広く一般的に使用出来るように開発した製品で、ガラスピースをプレート状のステンレス板に貼付け、陶磁器タイルの規格品と同じサイズにしたものです。絵付けタイルと同じような様な使い方が出来ます。無地の陶磁器タイルの中にワンポイントとして使うととても素敵です。
by mosaiquedodeca
| 2009-04-16 15:08
| ガラスモザイクの制作