ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
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粟生野教室生徒作品

 最近ずっとユーキの事ばかり書いていますが、元々このブログはガラスモザイクについて書き始めたものです。関係ない事ばっかりで「何が《ガラスモザイク通信》なんだよ」って言われそうですので、今回は自宅でやっているガラスモザイク教室の皆さんの作品をご紹介します。

 M・Sさんの作品から。彼女は自宅でも精力的に作品を作られていて、もの凄いスピードで量産されています。元々美術系の方なので飲み込みも早く、スイスイと仕事を進めています。

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           アケビのつる。色彩感が良いですね

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野菜三部作 大根は私の作品のコピーですが、玉葱&長葱はその応用編です 私も長葱を作ろうかと考えています、逆輸入ということになります

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これも私のお寿司の作品を参考に作られました 大トロ、しめ鯖、青魚(ハマチ?サバ?なんだか分からないけど美味しそうな光りものですね)そしてイクラの軍艦巻き こういう盛り合わせも作ってみたいですね お互いにパクリっこになりそうです:でも全然違う作品が出来上がるので将来贋作騒ぎになる事なんてありえないですね

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画面が小さかったのでしっぽの部分だけの作品になりました しかし部分だけですけど、鰹の感じが良く出ています 腹の線が鮪ではなく鰹に見せ、ハイライトの白いガラスピースがギラッと光った鰹の脇腹を表現しています 脂が乗って旨そうです、ハイ

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   クリスマスが近づいたらディズニーランドのキャラクターもこんな風に

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象(牙が長いのでマンモス?)をうまく円の中に配置してますね 楽しい作品です

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オリーブの枝越しに見る夕暮れの景色 家と糸杉?とサイロ?ですかね 牧歌的な情景ですね

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これはまた幻想的な作品 月の「ウサギの餅つき」を見ている2兎のウサギ  餅つきウサギはお尻を突き出し、なんとも可愛いです 頭の後ろの耳がバラけていて運動感があります 見ているウサギも1兎が連れ合いの方を向いて何やら会話しています なんでこんなに楽しそうな絵が描けるんでしょう

 次は水に絡んだ作品。液体の表現を見て下さい。

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コップの水 ストローがついているのでジュースか何かのようです 色からすると青汁ですかね

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金魚鉢 鉢のハイライトを大胆に表現しています この作品を見たときマチスの金魚の絵を思い出しました

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この絵を画集で初めて見た時驚きました 平面的に色を塗り分けているだけなのに、立体感、奥行きが感じられて唸ってしまいました(※)

 M・Sさんは他にもいっぱい作品(写真撮ってない)があります。またそのうちアップします。 今回はM・Sさんの作品だけでいっぱいになってしまったので他の方々の作品は次回ご紹介します。


※ マチスの不思議な空間の表現には教えられる事が数多くあり、それらを考え、研究する事で私の絵画に対する見方が変わりました。そのことによって空間表現に関する考え方が確立したといっても過言ではありません。













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# by mosaiquedodeca | 2016-03-10 12:47 | ガラスモザイク教室 | Comments(0)

逆毛

 この頃電車に乗れば周りは皆、スマートフォンを見て夢中になって何かをやっています。私は時代から取り残されているのかも知れません。未だガラケーを使っています。しかもその古い携帯ですら、この間やっとマナーモードを解除して電話の着信音を鳴らすことに成功した・・・なんていう機械(携帯)音痴です。ずっと音が出なくて、ブルブルでしか着信を知る事が出来ませんでした。ボタンを押してマナーモードにしたまま(そのボタンの存在を忘れて)何年か経ってしまっていたのです。何故音が出ないんだろう?といろいろ試してみましたが、どうしても音が出ません。「機能設定」から着信音の設定を変えてみたりいろいろやりましたが、改善出来ずに時間が経ってしまいました。分かってみれば至極簡単な事で、マナーボタンを押してマナーモードを解除すれば良かったのです。

 そんな訳でユーちゃんの散歩の途中で写真を撮るのに苦労しています。どういう事かと言うと、つまりガラケーの古いカメラなので、画素数が小さいだけでなく、シャッターが鈍いのです。チャンスと思ってボタンを押しても一秒くらい遅れて撮影されてしまいます。良いシャッターチャンスを捕まえる為にはユーちゃんの動きを予想して、一秒前くらいにシャッターを押さなければなりません。

 ユーちゃんが来てから撮りたいと思っていた写真が2つありました。一つはジャンプして前足立ちでオシッコをするところ。つまり逆立ち状態のオシッコ。ユーちゃんの身軽さ、身体能力の高さを表していて面白いと思います。これはブログに載せると家内に怒られそうなので(オシッコをしているところなんて公開するな!と)、たとえ撮れても紹介出来ませんが、(家内が心配するまでも無く)未だに撮れていません。

 そしてもう一つは逆毛の写真です。来たばかりの頃はそんなでも無かったのですが、最近散歩の途中に犬や猫に遭遇すると、やたらに背中の毛が逆立ちます。怒っているのか、警戒してるのか、怖がっているのか・・・。

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     背中の毛が盛り上がっています(離れた道を散歩中の犬に向かって)

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    道の途中で背中の毛が盛り上がって来ました どうしたんでしょう?

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     道の脇にこの猫がいたからでした 猫も背中を丸めて警戒しています

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          猫は逃げてしまいました

 平常時と逆毛の時のユーちゃんの写真を比較してみました

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上の写真の逆毛が2、3秒後には修まって下のようになってきます(若干残っていますが)


 ところで、去年の夏に亡くなったクーコとユーちゃんの逆毛には明らかに違いがあります。クーコは背中の肩甲骨の内側辺りだけがくっきりと盛り上がり、腰からしっぽにかけては全く逆立ちませんでした。犬によって違うのは不思議ですね。

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       クーコは肩の上だけが盛り上がっています

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         この黒い縁取りの中だけが逆立つのです

 以下、気に食わない犬が通った時のクーコの様子。それにしても怒り方が凄かったです。今思うと野性的だったなあ・・・。あんまりクーコが強く(しかも突然)引っ張るので家内は手首を痛めてしまいました。それに比べるとユーキちゃんは比較的大人しい怒り方で、分別をわきまえたシティガール(コミュニケーション上手)という感じです。最早若く無い我々夫婦には有り難いことです。よくぞ我々に相応しい子が来てくれたものだと思います。縁を繋いで下さったアグリ犬猫里親会、海ママさん、感謝しています。

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     ロープが千切れんばかりに勢いよく引っ張っています。

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     右に左に走り回る・・・・・・・
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# by mosaiquedodeca | 2016-02-18 14:29 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

関東の冬

 暖冬と言われた今年の冬も、ここのところ寒さがかなり厳しくなってきました。私の出身地新潟県も雪が沢山降り積もっているようです。東京に出て来た時、他人からは雪国出身なので寒さに強いだろうと思われていましたが、必ずしもそうではありません。私にはむしろ故郷より東京の方が寒く感じられました(都会の人が冷たいという意味ではありません)。雪に埋もれて暮らすのは案外寒くなかったように思います。日本海側の雪は湿り気があって高く積もるので、それが風除けになって寒風を遮ってくれたからかも知れません。また、雪国のような大袈裟な防水&防寒着も着ずに薄着になっていたせいもあると思います。あるいは、田舎にいた時は子供だったのであんまり寒さを感じなかったのかも知れないですね。

 いずれにしろ、日本海側と関東では、冬の気候が真逆です。鉛色の空と雪に埋もれて、ドテラを着て炬燵に足をつっこんでいる生活から、カラッと晴れた空の下、比較的軽装で外に出て行く日常は、かなりのギャップでした。殊に冬の関東特有の乾燥した空気と眩しい光は印象的でした。

 毎朝のユーキの散歩は、眩しい光の、色の飛んだ(光と影のコントラストが強すぎてものの色が見え辛い)景色の中です。写真を撮ると影の黒さが目に留まります。

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         さあ出掛けるぞ!

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       今日はこっちだ!

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 せわしなくあちこち匂いを嗅ぎながらずんずん歩いて行くユーキの影を見ていて、ふと “アルベルト・ジャコメッティ” の犬の彫刻を思い出しました。

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 この犬の彫刻の素晴らしさは、文才に恵まれない私が説明するより、ジャコメッティと親交のあった “ジャン・ジュネ(※)” が書いていますので紹介します。

「ブロンズの犬、ジャコメッティのこの作品は見事だ。その奇妙な素材、細紐や麻屑混じりの石膏が落剥していくと、それはいっそう美しくなった。前足の曲線、ほっそりした関節はないが感覚にあふれたその曲線はなんとも美しく、ただそれだけで、犬の柔らかな足どりをぴたりと表す。というのも、この犬はうろついているのだから。地面すれすれに鼻面を伸ばし、嗅ぎ回りながら。この犬は痩せている・・・・

・・当初は悲惨と孤独の徴として選ばれたとしても、私にはこの犬が、調和のある花押のように描かれているように思われる。背骨の曲線が、足の曲線に対応しているように。だが、この花押がなお、孤独というものの、至高の壮麗化なのである。」


 ジャコメッティの彫刻でもう一つ私が大好きなのが猫の作品です。

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 ジュネはこれについても私が一番言いたかった事をうまく文章にしています。

 「あの見事な猫のことを、私は忘れていた。石膏の、鼻から尾の先までほとんど水平の、ネズミの穴にでも入れそうな猫のことを。その硬直した水平性は、たとえ怒って背を丸めているときでさえ猫が保っている形態を、完壁に表現していた。」

 昔、私が若かった頃に池袋の西武デパートでジャコメッティの展覧会開かれました。その時この彫刻を見て私は、そのリアリティに驚き、感動しました。針金のような細い彫刻は、当たり前に考えたら猫の外見は全く表していません。しかし正面から見下ろした時、その猫は私に向かって歩いて来るように感じました。動いているような気がしてならなかったのです。この感覚は猫と暮らした経験の無い人には分からないであろうと思いました(私の少年時代に一時期、家に猫がいました)。
プータを飼うようになってから、改めてこの彫刻のリアリズムを感じるようになりました。ある時プータの写真を見ていて得心しました。下の写真を見て下さい。

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 まるまるとしたプータはジャコメッティの猫とは似ても似つかないですが、足元に注目して下さい。前足、後ろ足の4本の着地点が一直線上にあります。これなんですね、猫のバランスというのは。だから塀の上を難なく歩けるのですね。そんな芸当は前足を開いて踏ん張っている犬には出来ませんね。

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 こんな二階のベランダの手摺の上でも平気でいられるのは凄いですね・・・。 この後、遠くに何かを見つけて一瞬飛び降りそうになりましたが(二階から手前のコンクリートの駐車場に:一瞬冷やっとしました)、思い直して体を捻ってベランダの中に降りました。そして、大急ぎで階段を降り一目散に外に飛び出して行きました。




 以下、もう少しユーキの写真を・・・

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     影が濃いですね

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     影を見てもしっぽの中にお月様が見えるユーキ

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     相変わらず見事な巻き尾です


※ フランスの作家、詩人、エッセイスト、劇作家、政治活動家。ジャン・コクトー、ジャンポール・サルトル等に才能を認められた。詳しくはウィキペディアでどうぞ。
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# by mosaiquedodeca | 2016-01-26 19:26 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

草津から帰ってきました

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 草津から帰ってきました。ユーキちゃんは特に変ったところは無かったようですが、甘えん坊振りは相当だったようです。いつも私のベッドの足元、掛け布団の上に寝ていたのですが、私の居ない所では寝られなかったそうです。一旦ベッドに登るもののすぐに降りてアトリエに行ってウロウロ、バタバタ。結局家内が自分の布団をアトリエに運んで一緒に寝てあげる事になりました。ユーキはここでは掛け布団の上でなく、中に潜り込んで来たそうです。甘えん坊が増幅したのか、それとも寒がりなのでしょうか?

 そんなユーキですが 一方、散歩の途中にシェパードに突っかかって行ったり(鎖に繋がれている大きな犬を挑発してはさっさと逃げて行く最低な行動)奔放振りも絶好調だったそうです。 「若い時のプータ入ってる」「クウコより私の行動読んでいる まだ1ヶ月なのにヤバイ 超ヤバイ」とは、家内からのメール。若い頃のプータ(我が家に居た猛猫)って・・・。あの近所に敵無しの、小学生から “ネコ大将” と呼ばれたプータ? 犬にも恐れられ、散歩中の飼い主の方に “怖がって通れないから道路脇から退かしてくれ” と言われたプータに? それとも、紐に繋がれた犬の行動範囲を見切って、吠えている側を平然と横切っていた(状況をはっきり把握していた)、賢いプータ・・・に似ている? と言う事は、ユーキはクーコより肝っ玉が据わっているかも知れません。クーコは箱入り娘のお嬢さん犬だったのかしら?

 海ママさんのブログでユーキ(当時は優華)を見つけた時、クーコにそっくりな犬がいると思いました。しかし、一緒に生活してみるとかなり違っている事に気がつきました。毛の色や模様は良く似ていますが、実は長さが全く違っていました。これは写真では分かり辛い点です。ユーキの毛はクーコの半分位の長さしかありません。

 氷点下の長野の冬、雪の中を駆け回って喉が渇くと雪をかじっていたクーコ。秩父の山中猟師の相棒として活躍し、時には熊狩りもアシストしていたと言われる、川上犬にそっくりだったクーコ。もっとも、寒さに強い点では川上犬を彷彿とさせましたが、熊なんか見たら飛んで帰ったであろう弱虫のクーコ、ではありましたが。何しろ、林の中でニホンザルの集団に睨まれて、家内を置いて自分だけサッサと逃げたクーコです。多分、熊はさすがに?ですが、ユーキの方が頼りになるでしょうね。

 毛と言えば、ユーキが来てから家中が毛だらけになって困っていました。が、最近劇的に改善しました。クーコも毎日ブラッシングをしても取りきれないほど出ましたが、ユーキの場合はクーコ+プータくらい出ます。ところが家内がネットで見つけたブラシがどうもスゴイのです。大概の飼い主は既にご存知なのかも知れませんが、出てきた動画を見ると面白いように和毛が 取れる!取れる!。本当かしらと思いつつ買いに行きました。茂原のカインズで売っているとあったので行きました。その「フランスフーリー」という商品を捜しましたがありません。代わりに「ファーミネーター」と言うのがあったので、買ってきました。5千円もしましたが、思い切って買いました。カインズの自社製品でブラシ(歯と言うべきか?櫛と言うべきか?)の部分の見た目が全く同じの千円のもあったので、随分迷いましが、念のために高い方を買ってきました。早速試してみたら、動画と全く同じに取れました。気持ちいい!気持ちいい!。一週間に一回くらいでOKみたいです。以後家の中の抜け毛が5分の1くらいに減りました。ファーミネーターとはどういう意味か知りませんが、私たちにとってはペットの抜け毛から最終的に解放されるという意味で、むしろ「ターミネーター」ですね。

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これは2回目のブラッシング時です 前日の一回目はこの5倍くらい出ました(写真を撮らなかったのが残念)

 さて今回の草津は関東同様暖かい正月でした。雪が殆どなく滞在期間も舞うことはあっても積もりませんでした。

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      湯畑にも雪がありません

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        床に瓦の断面で模様があしらってあります

 以下、ホテルのイベント時の子供達の体験作品

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なんともカラフルなネコ こういう色の配置は我々には出来ません 楽しくなっちゃいますね

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          四葉のクローバ

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     今年はステンドグラスのフレームが新しくメニューに加わりました

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       雪だるま製作中

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         ろうそく

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          雪だるまと緑の樹

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          夜の空から雨でしょうか?

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     随分と立派なネームプレートですね 堂々としています



 ところで、1月4日でユーキのトライアル期間が終了です。「アグリ犬猫里親会」に正式譲渡のお願いをしなければなりません。今日その為の家族写真を撮りました。ユーキが幸せに暮らしている事をお知らせする為の写真です。顔出しはちょっと恥ずかしいので画像処理でサングラスを掛けました(変な人たちではありません)。

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                   目 つぶっちゃいました

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         おかあさーーーーーん        あいよ

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          ごちそうさまでした

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    これからも宜敷く たのみます       ワカッタ ワン
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# by mosaiquedodeca | 2016-01-08 20:21 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

お留守番

 ユーキちゃんは家に来てから、子犬の面倒を見る必要が無くなったせいか、あるいは家族(犬の)が減って独りぼっちになったからか、ものすごく甘えん坊になっています。夜は私の布団の上で寝ますし(※)、昼は昼でやれ頭を撫でろ、顎を撫でろといろいろ甘えてきます。家内が出掛ける素振りを見せただけでそわそわし、置いて行かれるとひ〜ひ〜鳴きます。どういう訳か私が出掛けても何ともないのに家内が居なくなるとすごく寂しがります。車で出掛けた時、たとえばコンビニに寄って家内だけが店に入り私とユーキで車中待機という時など、 “一緒に行かなきゃ、行かなきゃ” と大騒ぎします。置いて行かれた後もコンビニに入って行く家内をずっと目で追って、入口に釘付けになっています。私と一緒に居るのに、です。 “お母さん命” なんですね。

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       しあわせだにゃ〜

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         脇に鼻面を突っ込んで


 そんなユーキちゃんにもしっかりとお留守番を覚えてもらわないといけません。
手始めに20分位の留守番をさせてみました。コンビニに買い物に行く間ひとりにしました。帰ったら大変でした。ずっと玄関にいたのか?そっとドアを開けたらしっぽを高速回転させて、ビュンビュン飛びついて来て(家内に)、それはそれは熱烈歓迎です。あああ〜、たった20分でこんななのか〜 と思いました。

 次は4時間のお留守番をしました。2人とも出掛けなければならない日があったのですが、いったいどうなってしまうのだろうと心配でした。しかし、この時は案外うまくいきました。さすがにずっと玄関に居る訳にはいかなく、(先に)家内が帰った時は2階で寝ていたらしいです。階段をドドドッと降りる音がして、後はやはり熱烈歓迎だったそうです。それでも、独りになったら適当に、眠ったりして過ごして居る事が分かりました。何か悪さをした様子もないし(子犬じゃありませんからね)とてもお利口だったみたいです。

 さていよいよ本格的なお留守番の日がやって来ました。8時間です。今までは言わば訓練です。すべてこの日の為に段階を踏んできました。今後も月に2回くらいこういう日があるのです。可哀想ですがこれを乗り越えてもらわないと、夫婦2人だけの家では生活できません。出掛ける時は出来るだけ大げさにしないで、さも当たり前の事のような感じでドアを出ました。2人でガラスモザイクの体験イベントに出掛けたのですが、仕事の間中ずっと気になっていました。帰りはもう暗くなっていましたから、少ない灯りの中どんなに心細いかと、急ぐ気持ちを抑えながら安全運転で帰りました。今度は前の2倍の時間だったので、さすがに心配になったのか、玄関でのお出迎えが尋常ではありませんでした。20分の時より更に熱烈歓迎でした。すぐに散歩に出掛けましたが、帰ってからもずっと家内から離れないで、ストーカー犬になっていました。この日はいつも以上に可愛がってあげたのは言うまでもありません。

 クーコも長時間留守にして大変だった事がありました。しかし、ユーキちゃんとはちょっと反応が違いました。帰ったら歓迎してくれましたが、クーコの場合はしっぽを降りながらブルブル体が震えて止まりませんでした。私たちが帰って来て嬉しいのは一緒だと思うのですが、それより、安心したことによって逆に体が震えてしまったのです。よほど怖かったのでしょう。張りつめていた気持ちが緩んだ結果みたいです。その時は事情があって、一時的な仮住まいの家だったから凄く心細かったようです。自分たちの家だったら大丈夫だったと思いますが、馴染みの無い場所で独りにされたのがこたえたようでした。プータが居た筈だったのですが、何しろ彼はマイペースですからクーちゃんの為に一緒に居てあげようなんて思わず、きっと出掛けていたのでしょう(ネコドアを作ってあったので)。

 その翌日の朝の散歩で少し異変がありました。ユーキちゃんはよく草を食べるのですが、今までは1度も胃液を吐かなかったのです。しかし、歩き始めて直ぐに草を食べて吐きました。ちょっと草を食べただけで、沢山吐きました。クーコの場合は大概1回吐いて、その後同じ場所で2回目を吐いて終わりでした。そして “すっきりした” って顔をしてその場を去るのですが、ユーキちゃんはこの日続けて4回吐きました。胃液を吐いたのは家に来てから初めてでした。これは前日のお留守番と関係があるのでは無いでしょうか? 私が思うに、多分ストレスで胸焼けがしたのでしょう。

 一週間ほど後にもう一度お留守番をしました。今度は少しくらい慣れてくれたかなと期待しましたが、まったく一緒でした。この時は私が工房の方から家に入ったのですが、ユーキちゃんの歓迎ぶりは物凄いものがありました。いきなり飛びついてきて、グイグイ ンフガッ!ンフガッ! 私が歩きだすと前後を飛び回って、ソファーに乗ったと思うと降りて、もう一つのソファーに飛び乗り、飛び降り、暫く興奮状態でした。とてもなだめる事なんて出来ませんでした。沢山!沢山!スキンシップをしてあげましたが静かにはなりません。こんなに喜んでくれるなんて・・・可哀想。

 しかし、なんたって家に来てからまだ一ヶ月も経って無いのだから当然ですね。私たちはクーコの記憶もまだ新しいので、ユーキちゃんが来てから直ぐに元の生活に戻ったような感じがして、ずっと前から居るような錯覚をしていますが、ユーキちゃんにとっては新しい生活なんですよね。此の家にも私たちにもまだまだ馴染んでいないのです。独りにされたら怖くて寂しくてたまらんのでしょう。妊娠して独りで子どもを産んで、途方にくれながら子どもを守って・・・。それがつい何ヶ月か前のことですからね。家に来てから何年か経てばお留守番をしても(少しは)怖く無くなるでしょうけれど、まだトライアル期間も過ぎてないのですから。まあじっくりいきましょう。

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      ・・・・

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      朝日をおしりに浴びての散歩です

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      最近富みに増えてきたソーラー発電畑とユーキ

 何はともあれ、このように1個ずつ課題をクリアーして本当の家族になっていくのですね。後になってみれば(どの家庭のどの犬でも通過する)何でも無いことに思えるのかも知れませんが、これで結構ドキドキしながら毎日を過ごしています。

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 ところで私は明日から群馬県は草津温泉のホテルでのんびり・・・ではなくガラスモザイクの体験イベントをやります。毎年、年末年始はこのお仕事です。草津へ行くと言うと皆に羨ましがられますが、朝・昼・晩の一日3ローテーションのイベントなので大変疲れます。のんびりなんて全く出来ません。ブログも暫くお休みとなります。では皆様、良いお年を。



※そうです。あの日、最初の晩からユーキの寝床は決まってしまいました。犬は1度手にした権利は決して放棄しないそうですので、私も諦めました。ちょっと嬉しくもあります。だが、今は良いけれど夏になったらどうなるんだろう? 毛だらけの布団は?
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# by mosaiquedodeca | 2015-12-28 12:30 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)