ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
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名前


 我が家の愛犬 “友生” (ユーキ)が家に来てから一年が経ちました。家に迎える事が決まった時、名前をどうしようか結構考えました。プータとクーコの時は直ぐに決まりましたが、ユーちゃんは色々迷いました。今日はその(一年前の)、四苦八苦の顛末を書きます。

 最初に考えたのは「フク」でした。我が家で天国に逝った、プータとクーコを合わせて、「プークー」。転じて→プク→フク。「福ちゃんだ!」と一旦はなりました。だが、どうもピンと来ない。何故だろう?・・と考えたら、どうも発音し辛い。フーでは息が抜けてしまう。 ということで意味からでは無く、音から探してみようということになりました。先ず、最初の音。五つの母音の内、伸ばしても言い易い音を選びました。アー、イー、ウー、エー、オーの内、イーとエーは口が半開きの為いざという時咄嗟に出て来づらい。アーとオーは構えて力を入れる時はいいけれど、どうしても叫んでいるイメージが浮かぶ。残ったのが一番言い易い(私だけかも知れませんが)「ウー」に決まりました。プータもクーコも「ウー」です。では子音。カ行から順に、ク、グ、ス、ズ、ツ、ズ、ヌ、フ、ブ、プ、ム、ユ、ル、ヴ の中で使えるのはそんなにありません。濁音は重くなるし、ツ、ヌ、ム、ルは一旦唇か舌で吐き出す空気を止めてからでないと発音出来ない( “プ” だけは例外的に発音し易い)。「フ」は力が抜けるし、「ス」は舌と上の歯茎の裏側の隙間を狭めて、力を込めて吐き出さないと音にならない。残ったのは、ク、プ、ユです。ということはもう “ユ” しか無い訳です(クとプはクーコとプータで使用済み)。 “ユーなんとか” という名前にすることに決まりました。

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 保護されてからの預かりネームが「優華」なので “ユーなんとか” なら本人(犬)も混乱しないで良いだろう。では女の子ならスタンダード(私達の世代では)に、 “ユーコ” としたら・・と思いました。しかし、ユーコではどうしても知り合いの何人かの顔が浮かんでしまう。直ぐに思い出すだけで3人もいます。そこでちょっと捻って “ユーキ” ならいいだろうということで決めました。男の子の名前みたいですが、どういう訳かあんまり違和感を覚えませんでした(問題発言?ユーキが一見男の子に見えるからなのか?)。という訳で消去法ではありましたが、音はユーキ。では文字は? 複雑なのは書く時大変だからなるべく画数の少ない文字で、ユーは “友” 。これには理由があります。これから私達と一緒に生きて行く、という意味で、訓読みでトモ(共にという意味も引っ掛けて)と読める “友” 。野良となって独りで子供を産んで、しかも厳しく躾を教えながら育てた、立派なお母さん(※1)を私達の “子” として迎えるのはおこがましい。同等の立場の友達になろうということで “友” です。 キ はPCの文字打ちで単純な字が出て来るまで捜したところ、生まれるという字で キ と読める事が分かってそれに決めました。後付けではありますが、一度は捨てられて命の危機に晒され、それでも子犬の命を守っていたユーちゃんに、これからは永く幸せに「生きて」欲しいという思いを込めての “生” です。かくして、友(として一緒)に生きる「友生」と命名。

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  影を見ただけでも分かる程、最近体格が良くなった(つまり太った)ユーキ

 このような経緯で名前が決まりました。ユーキに限らず我が家の家族の名前は、今流行りのキラキラネームと正反対の、とにかく単純で発音し易く簡単に書ける、そして覚え易いという方向で決まります。しかし、こんな風にさんざん考えて呼び易いように決めた名前でも、結局はまともに呼ぶ期間は最初の何ヶ月かだけなのはどうしてなのでしょうか? プータ(風太)は、プーちゃん、プーにゃん、プーすけ、プータ居士、プー太郎、etc。クーコ(空子)は、クーちゃん、クンちゃん、クークー、クックー・・・。その時の気分によって勝手に変えて呼んでいました。ユーキも最初のうちこそまともにユーちゃん(既に省略してますが)と呼んでいたのに、そのうちユータンになって、今や “タンタン” になっています(名前の音が一つも入っていません)。まあ、ユーちゃんの場合、まだ名前らしきもので呼ばれているだけいいのかも知れません。呼び方で遊んでもらえるなんて愛されている証拠のようなものですから。私達夫婦なんてまるで名前なんて忘れてしまったかのように、お互いを “アンタ” とか “オイ” ですからね(※2)。

        「ユーちゃん!」(前を歩いているユーちゃんを振り向かせたくて呼んでみた)
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        ?・(反応無し)

        「ユータン!」
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        ?・・

        「タンタン!」
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         何?


※ 1 先日ユーキを7ヶ月間預かっておられた預かりさん(海ママさん)が一年の節目に遊びに来てくださいました(ぷーままさんと、もう1人絵が好きな中学生と)。その時に保護時代のユーちゃんの話になって、子供達に対する厳しい躾の様子を聞きました。ユーキから離れて勝手に歩き出す子犬を、バシッと押さえつける動きが容赦なかったそうです。「そんなにやらなくても・・」と思うくらいだったそうです。
今回彼女達から、ユーちゃんが凄く「可愛くなった」と言われました。絶賛の嵐でした。ぷーままさんなど、「男前のユーキに遭える」と思っていたら違った、と。私達も時間が経つに連れて顔が変わって行ったのは認識していましたが、一年振りに会った人には変化が顕著だったようです。

※ 2 どこでも一緒かどうか分かりませんが、夫婦も長くなると名前なんかで呼び合わなくなります。若い頃は名前から派生した(というか変じた)呼び名を付けて呼び合っていましたが、だんだん面倒になってこんな風に成り果ててしまいました。まあそれでも関係が成り立っているのは、お互いが空気のような存在になってるからでしょうか?
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by mosaiquedodeca | 2016-12-17 12:13 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)