ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
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苺の表札

 学生時代からの古い友人から、息子さんが家を建てたので表札をプレゼントしたいから作って欲しいと依頼がありました。以前、彼女(女性です)の家にもガラスモザイクを頼まれて作ったことがあります。それは表札ではなく門や玄関扉の脇に葡萄やオリーブをモチーフにした装飾でした。今回は表札なので文字が入ります。
 どんな書体にしたら良いか迷いました。お嫁さんが苺が好きだということで周りは苺の実と葉っぱをあしらって・・・というところ迄は決まりましたが、どんな書体が良いかは中々決まりませんでした。そこでパソコンの中のフォントリストから捜しました。若いご夫婦なので重厚な感じのものより、少し楽しそうな文字をリストアップしたのが下のものです。
b0143231_19103633.jpg

 この中から最終的に選んだのが下から4番目の書体です。

b0143231_19195446.jpg

 この書体に立体的な解釈を加えて作りました。一本のリボンをひねったり、途中で折り曲げたりして作られているようにしました。リボンの裏と表で色を変えてそれが分かるようにしました。赤と緑を選びましたが、それは苺の実と葉っぱの色とコーディネートさせる為です。
 途中迄出来たところで写真を撮り、葉書にして送りました。デザインは全くのお任せにして呉れて、下絵も作らなくて良いと言われていました。しかし、ちょっと心配だったので、途中で一回見てもらおうと思ったのです。

b0143231_19204525.jpg
      この途中経過の写真を送りました

 すると直ぐに電話がかかってきました。少し焦った感じの声で「まだ間に合うよね? 大丈夫だよね?」。どうしたのかと思ったら、実は「KAMETA」ではなく「KAMEDA」という名前だと言うのです。作り始める前にもその点が心配で、電話で確認していたのですが、何か行き違いがあったようです。私はすっかり「TA」の方だと思い込んでいました。実際、彼女の事は40年近くそう呼んでいました。他の人もそう呼んでいると思っていましたが、良く考えるとそうじゃ無かったのかも知れません。改めて発音してみると、気をつけて聞かないとどっちで言っているか良くわからないみたいです。それはともかく、勿論手遅れなんてことはありません。貼付けてある訳ではないので、直ぐに作り直しました。そして完成したのが下の写真です。

b0143231_19214421.jpg

 葉っぱの緑の中に、苺が7粒配置してありますが、その内2粒は貼付けてありません。それは設置の為に敢えて完成させなかったからです。

b0143231_19224184.jpg

 設置は次の手順でやります。

1、外してある苺の中央部に穴が空けてあり、そこに穴あけドリルを差し込んで設置場所の壁に穴を空けます。(二カ所あります)
2、空いた壁の穴にネジ(今回は、雨は当たらない場所ですが屋外なのでステンレスネジ)を差し込んで表札を壁に固定します
3、ネジの頭の上から、接着剤で苺を貼付け、固まったら隙間に目地材を詰めて終了です。

今回の家は遠方にある為、息子さん自ら付けてもらう事になりました。聞けば工作好きの方だというので、上の写真入りの説明書と材料を添えてお送りしました。しばらくしたら友人から電話があり、設置した写真を送ってきたそうです。お嫁さんもとても気に入ってくれたそうで、喜んでおられるとの事。良かったです。
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by mosaiquedodeca | 2015-07-17 19:29 | ガラスモザイクの制作 | Comments(0)