ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


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フランスパン

 フランスパンをモチーフにガラスモザイク作品を作りました。

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 これは前に手掛けていた作品なのですが、途中で挫折していたものです。当初はワインボトル&ワイングラスとの組み合わせで作っていましたが、うまく行かなかった事はお話ししました。ワインボトル&ワイングラスを外してそれで作品を1つ作ったことも書きました。今回は残っていたフランスパンの方を完成させました。
 ワインボトル&ワイングラスのあった所に切ったパンを配置しました。切り口の明るい中身を見せないと、何だか黒こげの真っ黒なパンの様に見えてしまったからです。 “食べると苦いんじゃないか?” って思わせる様な色で、“こりゃーまずい(不味い)”と思って焦げていない明るい切り口を見せました。これで何とか、焦げ過ぎたパンでは無く、皮が硬い中身の詰まった重たい(私の好きな)フランスパン(※下記:フランスパンについて)になったのではないかと思います。


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下の写真は当初の作りかけの作品です。上部のワインボトル&ワイングラスで作ったのは右上の作品(紹介済み)。1つの失敗作から2つの作品が出来ました


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今回の作品が最初に完成した時は左のようでした。パンの下に敷いていた白い紙(パンの入っていた白い袋を縦に切り裂いたもの)を広げていたのですが構図が右下がりになってしまったので作り直しました。修復する部分のガラスチップを、タガネを当てて金槌で叩き割って剥がしました。強力な接着剤でくっ付けていますからちょっと大変でした。


※フランスパンについて
 フランス人は皮のパリパリしたパンが大好きです。私も好きですが、彼等はちょっと感覚が違います。キャフェやホテルあるいは自宅で朝食をとっているフランス人を見た事がありますか? 彼等の朝食はこんな感じです。小さめのどんぶりみたいなボールにコーヒーと暖めた牛乳を左右から同時に半分くらいづつ注いぎます(つまりカフェ・オ・レを作ります)。そして、フィッセル(紐という意味)という細いパンを縦に半分に切って人差し指と中指で中身の柔らかい部分を掻き出します。なんとそれはテーブルの上に捨て置いて食べません。彼等が食べるのは外側のパリパリした皮の部分のみです。それにバターを塗ったりジャムを塗ったりして食べます。
「この皮が美味しいんだよ」と言って、パリパリ・カリカリ食べます。煎餅を楽しむ感覚でしょうか? 私も好きで、美味しいと思いますが、彼等と同じ様に食べているとちょっと困った事になります。皮が硬すぎてそれが口の中を傷だらけにするのです。コルニッションという酢漬けのきゅうり(ピクルス)を一緒に食べると飛び上がります。傷に染みて痛くて堪らないのです。どうして彼等は平気なのでしょうか?口の中が傷つかないのか?と不思議でしょうがありません。
 彼等の食事を見ていると、だんだん彼等が、ガラパゴス諸島の陸イグアナに見えてきます。硬い刺だらけのサボテンを主食にしている、あのイグアナです・・・。
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by mosaiquedodeca | 2014-02-10 14:48 | ガラスモザイクの制作 | Comments(0)