ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
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          ひゃっは〜!!

 昨年の12月に富津市(千葉県)にある東京ドイツ村のクリスマスイベントでガラスモザイク体験講座をやりました。この時のイベントはどういう訳か子供より大人の方が体験される事が多かったです。ドイツ村の12月はクリスマスイルミネーションで有名なのですが、それは子供達の心を捕えるだけでなく、同時に若いカップルにも人気があるようなのでした。ある結婚を控えているらしいカップルがネームプレートを作って行きました。2人で1つのテーブルに向かい合って分担しながら順番に3枚も作ってくれました。1枚は友人か誰かのカップルの名前を、1枚はどちらかの苗字(親族の誰かにあげるらしい)を、最後は自分達のイニシャル。

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 他にも大人の方で体験された方が結構いらっしゃいました。お子さんでは無くお父さんがスマホの画像を見ながら下絵を書いて作られたのがこれです。

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        ご存知「ふなっし〜」

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こちらも大人の女性の方が作られました。丸い形を集積して熊の顔を。こういう作り方もあるんだと感心しました。表情がとってもいいですね。

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         お馴染みのアンパンマン。

 さて、毎年の事なのですが、年末年始は草津でお仕事です。ナウリゾートホテルでガラスモザイク体験を今年もやってきました。ガラスギャラリ−(市原工芸会の杉本先生の)の前でテーブルを出してお客様を待つのですが、誰も居ない時はデモンストレーションを兼ねて何かを作っています。今年は何を作ろうかなあと思案していたら、フレーム作品を作りたいというお客さんがやってきました。何かの顔を作り始めました。「これはなんだろう?」と聞くと「ぐんまちゃん」という答え。隣りの売店でお父さんがハンカチを買ってきて、お子さんがそれを見ながら作っています。

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   見本のハンカチの図と完成品。ハチマキを巻いて威勢がいいですね。

 折からのユルキャラブームに乗って群馬県も「ぐんまちゃん」というのを考案したようです。行くまでは全く知りませんでしたが、地元では結構人気があるようです。そう云えば売店に「ぐんまちゃん」グッズが沢山並んでいました。よく見ないと分かりませんが、ぐんまちゃんはお馬さんです。額に栗毛が垂れ下がっています。そしてお口がとっても小さくて可愛いのです。どうやら女の子、牝馬のようです。その後私も作ってみました(下)。

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 ぐんまちゃんを作ったついでに挑戦したのが、船橋市非公認にして、船橋どころか日本中で大人気、今や全国区となった(動きがちっとも緩く無いユルキャラ)ご存知「ふなっし〜」です。何も見ずに思い出しながら作ったのでちょっと変になりました。しゃがんで手を上下に振ってはしゃいでいるところです。この後ジャンプするんですね。きっと。
 ふなっし〜は以前から見本に作ろうと思っていましたが、なかなか作る機会が無かったんで作れて良かったです。「こどもの国」で見本に並べています。


 他にもデモンストレーションで見本をいくつか作りました。

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 お客さんの作品も少しご紹介します。

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お客様はホテルに滞在している人達なのでじっくり作る事ができます。完成しなかったものは時間の空いた時に再び作りにきます。これは3回くらいに渡って作りにきて完成したものです。時間を掛けただけあってさすがに精密にできていますね。

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会社経営をなさっているご家族が作られました。当初会社名を入れたいというご希望でした。しかし小さい画面に細かい文字(漢字)は無理なのでその部分は違うもので書いて上に貼付けることになりました(白いタイルの部分)。
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by mosaiquedodeca | 2014-01-18 20:24 | 体験教室・こどもの国他 | Comments(0)

パステル画

 以前「デッサン&水彩画教室」でその水彩画を紹介したMさんですが、最近はパステル画に挑戦しています。私は「パステル画」というものを殆ど描いた事がありません。そこで教えると言っても、私自身も試しながら、確認しながらアドバイスするという状態です。唯、絵画は色と形で出来ていて、形を捉えるデッサンは元より、色彩の作り方にしたって、顔料を混ぜ合わせて求める色を作りだすのは、油絵具であろうと水彩であろうとパステルであろうと、変わりがありません。従ってアドバイスする事は水彩画を教えている時と殆ど同じです。

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     最初の作品です。

 次に描いたのは花カボチャのシリーズです。

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   オレンジ色のカボチャと白いカボチャ

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      少し描き慣れてきたところで、2つのカボチャを同じ画面に

 次は色模様の入ったカボチャを描いてみました。

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 この辺で一旦カボチャ以外のものを描いてみます
 
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オクラです。 右は名前も知らない果実ですが、赤紫色がキレイに出ました。

 しばらくしてまたカボチャを描きました。順番にお見せします。

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 このカボチャの線は緑色だったのですが、時間が経ってオレンジ色に変わりました。

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 次は冬瓜です。

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ここまで描いた絵はすべてこのパステルで描いています。驚くなかれ、たった16色のセットです。しかも某100円ショップで買ったので、210円しか掛かっていません。色数が少ない分、どのように混ぜ合わせるかの、大変良いエクササイズになりました。

 単色の組み合わせで様々な色が作れることを理解したところで、少し色数を増やす事を勧めました。

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     48色揃えました。

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 色彩の説明をする時にはヨハネス・イッテンの「色彩の芸術」という本を活用しています。色相(※1)を環状に並べた色環(※2)の図を示して補色(※3)の事を説明します。混ぜ合わせて中間の色を作ることと、同じ色で彩度をを落としたい時に補色を加減して混ぜることは、水彩画を描いている時にある程度理解しています。しかし、パステルと水彩の違うところは明度の調整です。水彩では水を多く含ませて絵具を薄くする事で明るく出来ますがパステルではそうは行きません。従って同系色でも明るい色から暗い色まである程度揃っていないと難しいのです。16色では非常に複雑に組み合わせないと、思う様な色が作り出せませんでした。


※1:色彩には3つの要素があり、それは明度と彩度、そして色合いの事を指す色相です。

※ 2:三原色の赤、青、黄とその2次色の緑、オレンジ、紫、そしてその中間の色が順番に並んでいる。その順序は赤からオレンジ、黄色、緑、青、紫へと、虹の色の順番と同じです(唯、赤と紫が繋がっています)。

※ 3:色環の中で対角線上にある色同士を補色と言います。量を調整して混ぜるとグレイか黒になります。

《補色の使い方に関する補足説明》
例えばビリジャンという非常に鮮やかなグリーンがあります。とても奇麗な色なのですが、これで深緑の葉っぱの色などを出そうとすると難しいです。ある生徒さんが、これに手こずっていた事がありました。緑が鮮やか過ぎて葉っぱの自然な色にならず、プラスチックのようになってしまいます。その上ビリジャンは透明性が強い色で、均等に濃く塗る事も出来ません。渋くさせようと他のグリーン系を混ぜてみたり、青を混ぜたりいろいろ試していました。でもうまくいきません。そこで赤か茶色を混ぜる様にアドバイスしました(つまり、緑の補色を混ぜる様に)。やってみると途端に深緑色の葉っぱの色に変わりました。その時生徒さんの口から思わず「魔法のようだわ」という言葉が洩れました。普通、緑に正反対の赤を混ぜるという発想はなかなか浮かびません。これは言ってみれば “補色の魔法” なのかも知れません。
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by mosaiquedodeca | 2014-01-10 14:37 | 絵画の教室 | Comments(0)