ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
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<   2011年 02月 ( 4 )   > この月の画像一覧

青いカナリヤ

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 このガラスモザイクは草津温泉でガラスモザイク体験教室の時にホテル内のエステサロンのスタッフの女性の方に頼まれて作ったものです。
 彼女は兎とカナリヤを飼っているのだそうで、1匹と1羽を一緒に絵にして欲しいと云うご希望でした。簡単なイメージを描いてもらって、どんな色なのか聞きました。兎は茶色いくてカナリヤは水色なのだそうです。兎はなんとかイメージ出来ましたが、鳥のことはあまり良く知りません。 “カナリヤってのはどんな鳥だったっけ? ” と思いネットの画像検索で当たってみました。ところが、黄色いカナリヤの画像はいっぱい出て来ましたが、青いのが出て来ません。かろうじて赤やオレンジや白などはありましたが、青いのはありませんでした。 “おかしいなあ、青いのが居る筈なんだけどなあ・・”  そこで「青いカナリヤ」というキーワードで探してみました。そしたらやっとありました。しかし、写真は最初の1枚だけで、他は殆どレコードのジャケットで “雪村いづみ” さんの写真が出て来ます。「青いカナリヤ」という歌があるらしいです。下の方までスクロールしてみましたが、イラストが1、2枚出て来るだけで、あとはやっぱり歌関係の写真でした。青いカナリヤは相当珍しいようです。 “彼女はその貴重な一羽を飼っていたんだ” と納得しました。 “なるほど、なるほど、だから作って欲しかったんだ!”
 作品にはもうひとつ指定がありました。彼女は「尾羽を長く」と言っていたのです。そう云えば、検索に出て来たは青いカナリヤのイラストは2枚とも尾羽がすごく長く描かれています。
 こういういきさつで、写真の作品が出来ました。しかし、ここまで書いて来て、頭の中に?マークが・・・。 “どうして青いカナリヤの写真が1枚しか出て来ないんだろう・・・・・。青いカナリヤって、もしかしたら実在しないんじゃないのかしら。本当は黄色いカナリヤを飼っているけど、青く作って欲しかっただけなのかも・・・”

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  兎のおしりにカナリヤが乗っていて、耳元に何か話しかけている図にしました

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     ガラスチップを並べ終えたところ

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     目地を入れて完成
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by mosaiquedodeca | 2011-02-27 07:48 | ガラスモザイクの制作 | Comments(3)

みんな知ってる泣ける歌

 NHKの音楽番組を見ていたら、美輪明宏さんが「愛の讃歌」を歌っていた。愛の讃歌と言えば最初に聴いたのは越路吹雪さんです。正に“愛”の讃歌という感じの歌で、その歌詞は奇麗な甘い言葉で綴られていました。  その後、フランスに留学して元歌のエディット・ピアフの歌を聴いて、「随分違うんじゃないの!」と思いました。歌い方も歌詞も全く違っていて、越路吹雪さんのそれとは別の歌のようでした。甘い歌だと思っていたものが実はものすごく激しい歌で、殆ど叫びのような感じです。「自分の国も友も裏切ってもいい」とか「たとえ死んでもどうって事無い」とか、小さい体のピアフがとても声量のある歌声で力強く歌う姿は衝撃的でした。

 歌のイントロ部分で三輪さんの朗読する歌詞は元歌に忠実な訳詞でした。 “そうそう、この歌、この歌” 。そして静かに歌唱が始まった時には、(発音はかなり変だと思いましたが)すっかり三輪ワールドに惹き込まれていました。聞き入ってしまいました。
 美輪明宏さんと言えば、彼の表現したいテーマは「無償の愛」なのではないかと、私は思っています。彼の代表作「ヨイトマケの唄」も母親の無償の愛を謳った歌です。この歌は恥ずかしながら何度聴いても泣けてしまいます。
 私が最初にこの歌を聴いたのは三輪さんによるものではありませんでした。それは中学生くらいの頃でした。冬、寝っ転がって(茶の間の炬燵に体を潜らせて)テレビを見ていたら、坂本九さんのコンサートをやっていました。「上を向いて歩こう」は勿論、「見上げてごらん夜の星を」とか「友達」とか、好きな歌が次々と出てきました。私は坂本九さんのファンなので、ジッとテレビに見入っていました。そんな中、九さんが「ヨイトマケの唄」を歌ったのです。聴いていたら、途中から胸がいっぱいになり、こみ上げてきました。「〜母ちゃんの働くとこを見た〜」というくだりでとうとう涙してしまいました。その時、幸い家には誰もいなかったので炬燵布団にくるまったまま遠慮なく泣きました。別に私の母はヨイトマケの仕事をしていた訳でも無かったのですが、家は貧しかったし(まわりもみんな貧しかった)、父も母も爺さんも婆さんもみんな生活に一生懸命で、野良仕事(本業は米作りです)の合間にも色んな仕事をしていました。父親は土方のような仕事をしていた時期もありました。私も野良仕事の手伝いをさせられたのですが、田圃や畑の仕事はどれも腰がきつくてあんまり好きではありませんでした。勉強にかこつけてサボったり、逃げて遊びに行ったり、あんまり良い子では無かったのです。両親も次男の私には、農業を継ぐ訳でもないので、割合に甘かったのでした。そんな後ろめたい気持ちも手伝って、聴いていたら泣けてきてしまいました。それ以来、この歌を聴くといつも泣いてしまいます。他の歌手の歌にはさほどではありませんが、本家の三輪さんの歌はいけません。催眠術にかけられているみたいに “泣けるスイッチ” が入ってしまいます・・・ですから、カラオケでは絶対に歌えません。

 しかし、私たちの年代(アラ還)の人達には(泣く程では無いにしても)共感して貰えるのではないかと思うのですが、若い人達には果たして通じるのでしょうか? 日本が貧しい時代から豊かになる過程で育った我々と違って、生まれた時から豊かな生活の中で育った人達はピンと来ないかも知れません。 でも、いつの時代にも親子の情は変わらない筈なので、私のように親にいっぱい苦労を掛けておきながらロクに親孝行してない人は・・・・・もしかしたら、泣いてしまうかも知れませんね。




※ 外国人にカバーされて元歌と大幅に変わってしまっている歌に、フランク・シナトラの「マイウェイ」があります。元歌はフランス人の歌手で、留学時代によくラジオから流れていた歌です。はっきりとは憶えていませんが、たしか私が聴いたのはミッシェル・サルドューの歌(本当はクロード・フランソワの歌らしいです)で、同棲かなんかしている女性との間の、いつもの習慣について、ぐだぐだと女々しい事を言う歌詞だったと思います。「私の人生」が、どうだとかこうだとか、堂々と歌い上げるような立派な歌詞では無かったと思う。
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by mosaiquedodeca | 2011-02-21 09:10 | Comments(0)

ふるさと美術展

 今年も大網白里町の美術会の展覧会、「ふるさと美術展」が開催されました。
2月5日(土)から13日(日)までです。告知が遅くなってしまいましたが、まだ何日かありますので、ご興味のある方は是非見に行って下さい。

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 「ふるさと美術展」は、以前何ヶ月間か大網白里町に住んでいたというご縁で、会の方達に誘って頂いて、3年前から出品しています。昨年に引き続き、今年も相撲の絵を出しました。昨年は大麻事件だったか、野球賭博だったかが話題になっていた頃で、今年はもっと大変な事件が発覚して、2年連続でスキャンダル真っ最中の出品になりました。

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 しかし、私はまったく話題にあわせるつもりは無く、事件発覚前の正月明けから描き始めたのですが、人によっては「タイムリーだね!」なんて言う人もいます。私も「今、正に体を仰け反らせて倒されそうになっている後ろ向きの力士が相撲界そのものなんだよ」なんて言って誤摩化しています。

 八百長は昔から「あるんだろうなあ」と思っていたので何も驚きはしませんが、さすがに8割は八百長相撲だなんて言う角界出身者が言うのをチラッとテレビで見たりすると、それはヒドいなあと思います。八百長で金銭のやり取りが成立するには、大部分がガチンコで無いとあり得ないと思うのですが・・・本当なのでしょうか? まあ、私には知りようも無いことで、そんなに興味はありません。私はただ、昔の力士の中で千代の富士の四股がキレイだったこと、あれだけバランスが良いから強かったのはあたりまえで納得がゆく。そして横綱になった(息子の方の)貴乃花の四股の美しさには見蕩れたこと。芸術品だと感じたこと。夢中になって見た相撲の一番、一番。それらを忘れることはありません。その中のいくつかはもしかしたら勝敗がコントロールされていたのかも知れませんが、取り組みの中で見た、場面場面で見蕩れ、感動した、美しかった相撲は色褪せません。もし、それが作為的に行われたとしたら、それはそれで、芸術的ではないかとすら思うと言ったら、言い過ぎでしょうか?。非常に大雑把な言い方ですが、私にとって美しい事は総て本物、本当の事で、尚かつ正しいのです。こんな事を言う私は、相撲ファンだと思われるかも知れませんが(相撲を絵にしているくらいだし)、相撲が特に好きという訳ではありません。格闘技全般が好きです。その中で組み付く系統のものが特に好きです。柔道、サンボ、柔術、総合格闘技などです。相撲はその中の一つに過ぎません。私は、角界の運営のやり方や体質云々の事には興味が無く(それは当事者の問題ですから)、力士の相撲を取る時の動き、技そのものに興味があるだけです。ですから、八百長問題はこの際、総て明らかにして、それで大相撲そのものが無くなっても仕方ないのじゃないかと思います。そしてまた、一部の有志が相撲を再定義し、スポーツとしてやり直せばいいんじゃないでしょうか?(儲からないかも知れませんが)。そうすればまたいつか、美しい相撲が見られるようになると思います。 一言、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」です。
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by mosaiquedodeca | 2011-02-10 14:45 | 展覧会情報 | Comments(0)

壁掛け鏡

 草津温泉での体験教室は年明けまではあんまり忙しくなかったので作品を作っていました。忙しくない時にその場で何かを作るのは、作品は出来るし、デモンストレーションにもなって一石二鳥という訳です。前にご紹介した、ホテルのシンボルマークのナウリス君のモザイクもそうですが、その他に「壁掛け鏡」も作りました。制作用の下地の台にガラスをカットして制作した後、表面にテープを貼って動かないようにして持ち帰ります。それを工房で基底材に貼付け、目地入れなどをして仕上げました。

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ラベンダーの花をモチーフにしました。青紫色の小さい蕾みの先の方が花開いています。蕾みは青紫でも花びらはピンク色(淡い赤紫色)で、5弁あります。花が小さいのでここ迄知っている人はあんまり居ないのではないでしょうか。私も自分で植えて育ててみて初めて知りました。

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側面にもガラスタイルを貼付けてあります。ガラスモザイクを貼付けた本体(基底材)は木製なのでヒートンを付けて紐を通せば、壁に掛けられます。

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         これは葡萄をモチーフにしたもの

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           こちらは薔薇をあしらいました。
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by mosaiquedodeca | 2011-02-05 21:51 | HP最新ニュース | Comments(0)