ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
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川上弘子油絵展・初日

 昨日の土曜日から阿保さんの耕木杜の新事務所での家内の個展が始まりました。
前にも書きましたが、元々ギャラリーでは無いので、ピクチャーレールやスポットライトなどの展示用の設備は付いていません。展示には工夫が必要です。
 実は、展覧会が決まって阿保さんと相談した時に、事務所の峰岸さんから耕木杜にある物を使ったら良いんじゃないか?という話があったのです。それを聞いて、阿保さんが作ったテーブルや家具を使った展示は住宅の中に作品が自然にある感じがして却って面白いんじゃないかと思いました。何より家内は作品を作る時に、いつも頭の隅に阿保さんの作る建築空間があるみたいで、その中に自分の作品が置かれるのは長年の夢だったのです。日常の中にあるものの存在感が描きたいと考えている彼女の絵は阿保さんの家具と相性が良い筈なのです。案の定並べてみると凄くいい雰囲気になりました。
 唯一つ問題だったのが額です。市販の額が空間に合わないのです。額は無くても良いんじゃないかという考えもありました。キャンバスの釘を隠す為にテープを貼ることも現代的な作品の展示ではあります。でも、家内の絵はどちらかと云うとクラシックなので、それは変です。テープを貼るくらいなら釘が見えていた方が面白いというのが僕と阿保さんの意見でした。しかし、お客さんを呼んでの展覧会なのでさすがに額無しという訳にはいきません。私達絵描きは、額が有っても無くても絵の中身しか目に入らないというような特殊な傾向があって、あまり気になりません。でも、他人に見てもらうとなるとやはり何か目障りにならないシンプルなものくらいは必要です。結局、とても忙しい中、阿保さんが作って呉れることになりました。感謝、感謝です。
 展示に使った椅子やテーブルと同じ材質の楢の材でとてもすっきりとした素晴らしい額を付けることが出来ました。この額の素晴らしいところは、作品一点一点に合わせて作ってくれたので、止める為の釘等を一切使わなくても良いところです。ゆるくて額と作品がずれたり、きつ過ぎて動かなかったりということが無いのです。(その為に既に2週間くらい前から作品は収めていました)阿保さんにしてみたら訳も無いことなのでしょうが、さすがですね。
 下に展示の様子を紹介します。展覧会は25日までなので、お近くの方は(そうでない方も良かったら)是非見に来て下さい。ついでに私が設置したガラスモザイク装飾がキッチンとトイレにありますので、そちらも見て下さい。

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     玄関を入った所の一階の展示

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ここからは2階の展示の様子です。

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最後にキッチンとトイレのモザイクを少しお見せします。

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by mosaiquedodeca | 2010-11-21 11:31 | 展覧会情報 | Comments(2)
 市原市の文化祭の行事の一つ、工芸展に出品する為に作品を作りました。いつもはガラスモザイクのフレーム作品を出品しているのですが、どうも今一つそぐわない気がしていました。果たしてガラスモザイクは工芸なのか? 額縁に入れたモザイク作品は工芸というより“絵画”と言った方が近いような気も・・・。
 市原市工芸会のメンバーで新しい工芸展を開催するために話し合った時も、どのジャンル迄工芸に含めて良いのかで随分迷いました。そもそも工芸とは何か? ということも、分かっているようで考え出すとなかなか結論が出ません。手づくり、天然素材、実用、装飾、美、etc…。それらしきキーワードを並べてみますが、何れについても例外が出て来てしまいます。何事も“定義”するということは難しいものです。いつも曖昧な割り切れない部分が残っていて、それを引きずり乍ら大まかなところで何となく納得するしかない様です。
 それはともかく、今年は少し工芸らしいものを作ろうと考えました。安易かも知れませんが、鏡の縁取りをガラスモザイクの装飾にしてみました。実用に供するモノという訳です。最初は葡萄やオリーブ等のモチーフを装飾的にあしらって・・と思いましたが、それはいつもやっていることなので少し新しいことをやってみたくなりました。猫をシルエット的に扱い装飾模様にすることにしました。
色んな格好をした黒い猫を配置して隙間を白に、白黒の模様です。6匹の猫が鏡の周囲を時計と反対回りに移動して行きます。ところが場所によっては大きく隙間が空いてしまうので、そこにネズミを入れました。
 うまく隠れて猫をやり過ごすネズミ、追い詰められて身を縮めるネズミ、ネズミのしっぽの先に鼻面を寄せる猫、そして高いところから飛んで逃げようとするネズミを空中で捕まえようとする猫。そんな絵が出来上がりました。子供の頃に見たアメリカのテレビアニメ「トムとジェリー」みたいになってしまいました。大好きでした。“トムとジェリー♪、ナッカ良くケンカしな♪♪〜”

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       下絵が出来ました

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     画面上部から作って行き、出来たところはテープで固定

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       ボーダー、鏡、と猫の絵を貼付けて

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     猫に逆襲しているようにも見えるネズミ、“窮鼠猫を噛む”ですね

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       猫とネズミの睨めっこ

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       目地入れ完了

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       工芸展会場にて
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by mosaiquedodeca | 2010-11-15 18:57 | ガラスモザイクの制作 | Comments(0)
 前にご紹介した茂原市の美術館でのネームプレート講座ですが、遅ればせながら今日は残りの11人の作品をご紹介します。
 何故最初の3人より仕上げが遅れたかと言いますと、プレートの側面にもガラスを貼って欲しいという要望があったからです。ネームを作ったガラスモザイクは厚さ8mm位の磁器タイルの表面に貼付けて目地を入れて仕上げます。それでも充分良いのですが、側面にもガラスを貼って目地を入れると、出来上がった作品が更ににグレードアップします。体験時間内にはとてもそこまで出来ないので、今回はその部分は省略したプログラムだったのです。しかし、殆どの方が側面もガラスを貼ったものにしたいと仰られました。 “引き渡しが1週間遅れてもいいですか?”と申し上げたら、皆さん “構わない”と云う事でした。どんな色のガラスにするかも私に一任するということなので、引き受ける事にしました。


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このように側面にもガラスチップを貼付けます 色はボーダーに使っている色をランダムに並べ替えて貼ってあります(色を合わせるとボーダーが立体的になり、強調され過ぎて名前が貧弱に見えるからです)

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       目地を入れるとこうなります

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       正面からだとこう見えます

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こちらは敢て側面の色をボーダーのレインボーカラーに合わせました。 ところで、何と言う文字が書かれているか分かりますか? この状態では分かりませんね、しかし・・・

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       目地を入れると文字が浮かび上がってきます

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       nagataさんでした

 以下はその他の作品の写真です。

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      側面まで縞模様を付けるとうるさくなるので青一色にしました

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 最後に、全作品の目地入れ前と目地後の写真を載せます。

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by mosaiquedodeca | 2010-11-07 10:02 | 体験教室・こどもの国他 | Comments(0)