ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

<   2010年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

耕木杜の仕事・中間報告

 前に大工の阿保昭則さんの会社、耕木杜の新しい事務所にガラスモザイクの装飾を頼まれているという事を書きました。台所とトイレの壁なのですが、実はもうとっくに設置は終わっています。7月末に貼付けました。しかし事務所自体は左官工事や家具や事務具?(事務机や本棚)の設置、外構工事等がまだ出来ておらず、それらがすべて終わってから写真を撮ってご紹介しようと思っています。
 一昨日の夕方どこまで出来たか様子を見に行ってきました。

 いつものように事務所の建物の脇を通って仕事場の奥の仮事務所に行こうとしたら、新事務所に灯が点いていて中に人がいます。事務の人達が窓側に向かって仕事をしていて、中を歩き回る阿保さんの姿も見えました。どうやら仮事務所をたたんで引っ越したようです。玄関に回ってドアを開けて「こんにちは」。 中では阿保さんがしゃがんで椅子の足に何かしており、耕木杜のリニューアルしたホームページを作っている “おかめさん”(※)がカメラを持って小さな物を撮影していました。奥から峰さんが姿を現し嬉しそうな顔で迎えてくれました。前に来た時は左官工事が終わったばかりで家具類が全く無かったので壁の存在感がものすごくありました。しかし、今は木のテーブルや棚などが入り丁度良い感じになっています。聞けば今日家具類を運び込んだとのこと。皆さんのなんとなくウキウキした様子は、だからだったのです。うまいタイミングで見に来ました。
 接客スペース、事務室、台所、トイレ、そして2Fにある多目的室(ギャラリーにもちょっとしたセミナーにも使える部屋で、11月には家内の油絵展をやります)を見て回りました。どの部屋もため息が出るくらい良い感じの空間です。それぞれの部屋に基調色があり、目的によってその色が変えられています。その辺りの様子は後日撮影が出来たらご紹介します。
 見終わった後はお茶を飲んで少し雑談をして帰りました。前回、前々回はついついおしゃべりが長くなって、遅くなってしまいました。 “今日こそは長話はしないぞ” と気をつけました。でも、いつも居るわけではない “おかめさん”が居たので、やはり少し遅くなりました。いつも済みません。

※僕らが“おかめさん”と呼んでいる “おかめ家ゆうこ” さんのホームページはこちら


 さて、完成後の写真は後日ちゃんと撮影出来た時にするとして、今回はガラスモザイクの制作と設置のプロセスをご紹介します。

b0143231_519412.jpg
15センチ角くらいのユニットをひとつづつデザインを考えて100個くらい作りました

b0143231_520690.jpg


b0143231_5203180.jpg


b0143231_5205293.jpg


 私1人でデザインを考えているとパターンが決まってきて面白みが足りなくなってきます。そこで思案をしていたら、良いアイデアが浮かびました。 “そうだ!耕木杜の人にも作ってもらおう”。 ということで、阿保さん、峰さん、横内さん、中野さんそして丁度その日仕事に来ていた、前述の “おかめさん” の5人をアトリエに呼んで作ってもらいました。

b0143231_5215280.jpg
        一番若い中野さんの作品。中野の中の字?

b0143231_5225525.jpg
   横内さん。水平垂直、四角、シンメトリー(縦、横、斜め、点、すべて対称)

b0143231_5234023.jpg
       峰さん。渋いなあ。やさしい色合いですね

b0143231_5242224.jpg
唯一、赤やピンクのカラフルな色が入った楽しげなデザインです。さすが “おかめさん” 〈みんなに笑顔を〉がモットーの、他の人を幸せにする人です。
しかし、何処に設置したら良いのか?  周りががすべて押さえた色合いなので・・・ぴったりの場所がありました(それは後日)。

b0143231_525172.jpg
親方の作品。最初はけっこう派手でしたが、だんだん落ち着いた色合いに。 しかしびっくりしたのは、四角いガラスタイルをサイドビッター(専用のペンチ型カッター)で斜めにカットしてキレイな三角形を作ったこと。普通、四角いガラスは対角線上には割れません。横に逃げてしまいます。私でも難しいのです。見本を見せようとむきになってやりましたが、この日は全然うまく行きませんでした。なのに二回も成功したのです。ちょっと悔しいけど、やっぱり阿保さんはモノツクリの天才なのかな?

b0143231_5254430.jpg


b0143231_526336.jpg
       表面に紙貼りをして

b0143231_527050.jpg
       乾いたものをひっくり返して

b0143231_5275939.jpg
          並べてレイアウトを考えます

b0143231_5283967.jpg
レイアウトが出来たらもう一度表にひっくり返して番号をつけて現場に持って行きます。

b0143231_5291863.jpg
       設置現場

b0143231_529501.jpg
       貼付けはタイル職人さんにお願いしました

b0143231_5303884.jpg


b0143231_531597.jpg


b0143231_5312670.jpg


b0143231_532481.jpg


b0143231_5322522.jpg


b0143231_5325929.jpg
          こちらはトイレの壁

b0143231_5333019.jpg


b0143231_534367.jpg
       目地入れ後

b0143231_5352853.jpg


b0143231_5354645.jpg


b0143231_5362748.jpg


b0143231_5364758.jpg


 全体の写真は事務所が全部完成したらまたご紹介します。
[PR]
by mosaiquedodeca | 2010-09-26 05:42 | 阿保さんと耕木杜 | Comments(0)

眼鏡犬

 我が家の愛犬クーコは迷い犬(捨てられたかもしれない)を保護して飼ったので、どんな親から生まれ、どんな品種が混じっているのか分かりませんでした。生後2、3ヶ月くらいの子犬は成長したらどれくらいの大きさになるのか? どんな体形の、どんな毛並みと模様の犬になるのか分かりません。大型犬になったらどうしよう、私はいいですが家内の体力ではコントロール出来ない……と心配でした。しかし幸いなことに、 10Kgくらいの中型犬、私たちにとって丁度いい大きさになりました。写真だけ見ると、頭の比率が小さいので大型犬に見られることがありますが、そんなに大きくはありません。(写真を見た人からシェパードが混じっているんじゃないかと言われたこともありましたけれど)
 飼い始めた頃は “可愛いけれどちょっと目が出ていて変な顔だなあ、子鹿みたいだ” と思いました。おまけに、目の周りが白く、その周囲を黒縁の眼鏡のような模様が・・・。「この子は眼鏡を掛けて生まれて来たみたいだなあ」なんて、当時家内と話していました。

b0143231_1929480.jpg
       子犬の頃はメガネザルみたいな顔をしていました。

b0143231_19295695.jpg


b0143231_19302477.jpg
       ボール遊びに夢中。眼鏡が妙です。

b0143231_1931136.jpg
額に縦じわを寄せて、興奮しています。(成長期には毛が抜ける病気にもかかりましたが、様々な努力の末に直りました。これについてはまた別の機会に)

b0143231_1931498.jpg
ウソみたい! くっきりと眼鏡模様が浮き出ています。まるで誰かがマジックでいたずらしたみたいになっていますが、決して描いたものではありません。天然の毛です。

b0143231_1932464.jpg


 この眼鏡は1年くらいはハッキリしていましが、成犬になったらあんまり目立たなくなりました。

b0143231_1934626.jpg
       眼鏡模様はうっすらとしか見えません。

b0143231_19362423.jpg
       こちらは全く消えています。

 ところが最近なんだかまた模様がハッキリして来たみたいなんです。以下の写真が最近のクーコです。

b0143231_1937565.jpg


b0143231_19374899.jpg


b0143231_1938134.jpg


 これらは昨日撮影したものですが、また、眼鏡犬に戻ってしまうんでしょうか???。

b0143231_19385317.jpg
光の角度を違えて撮るとあんまり目立たなくなるので、ホントはあんまり変わってないのかも知れませんが・・・。
[PR]
by mosaiquedodeca | 2010-09-18 19:42 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

豪雨

 「いや〜参りますね、どうなっているんでしょう?」今、誰に会っても大体こんな悲鳴にも似た挨拶で会話が始まります。今年のこの暑さは何なのでしょうか?地球温暖化がとうとうここ迄・・・? しかし、私がいつも覗いているフランス在住の方のブログによれば、ヨーロッパは冷夏だった模様です。ちょっと前の情報になりますが、以下は8月下旬のパリの気温です。8月28日朝、気温12℃。同29日午後3時、17℃。30日午前7時、9℃。 温暖化は確実に進んではいるんでしょうが、この暑さはそのせいばかりではないんですね。場所が変わればこんなに違う夏の様子があったようです。

 私の住んでいる千葉の外房(房総半島の太平洋側)はずっと雨が降らず、このまま永遠に秋が来ないのか? と思っていたらようやく降りました。ニュースによれば内陸の方では夕方雨が降る事が多かったようですが、東京には雨が降っても太平洋沿岸には全く降らなかったのです。しかしついに、9月8日熱帯低気圧のお陰で降りました。
 ところが、おバカなことに私はこんな日に原付で津田沼まで出掛けて参りました。朝7時半頃に出掛けた時は、ポツポツくらいで大した事にはならないだろうと高を括っていました。前日ネットの天気予報を見たら、午後3時〜6時の間だけ傘マークがついていたので、帰ってくるまでは持つだろうと思っていたのです。お昼仕事が終わった時は、止まない雨を見て ”嫌だなあ” と思いつつ濡れるのは仕方がないと諦め、ご飯を食べてから帰ろうと思いました。そこで牛丼屋(某『そば処Y野屋』系統のお店ではなく「S屋」の方です)に入って食べていたら、急にものすごい音が・・・。ガラス越しに外を見れば、ザーザー降りです。なんか豪雨みたいです。それでも暫くしたら小降りになるだろうから、そうなったら帰ろうと思っていました。私は TV の天気予報を見ていなかったので、熱帯低気圧の事を知らなかったのです。雨はいっこうに止みません。それでも、少し弱まった隙に駐輪場からバイクを出してトコトコと家路につきました。もうびしょ濡れになるのは覚悟して、財布と携帯はバッグに仕舞い込んで荷台のボックスに入れました(身に付けていたら濡れるので)。そうやって出発しましたが、簡単なビニールの雨具しか持っていなかったのでズボンやシャツの腕は、直ぐにぐしょ濡れになりました。濡れるのはまだ良いのですが、大粒の雨がシャツ越しに胸や腕にあたって痛くてしょうがありません。顔に当たる雨粒をよける為におでこを突き出し、あごを引いているのでちょっと目を落とせば足元が見えます。両足の間には胸に当たった雨が集まって流れ落ちて行く様が見えました。ビニール雨具にはじかれて、まるで蓮の葉っぱの上に溜まった水がドドッとこぼれ落ちて行き、さながら小ちゃな滝の様です。

 こんなに雨に打たれてびしょ濡れになっても、ちっとも寒く無い。この時ばかりは今夏の暑さが有難かったです。いつもより30分位余計に時間が掛かりましたが、なんとか無事に家に辿り着きました。途中、半ばヤケクソで歌を歌いながら走っていました。豪雨の中なので、大声で歌っても誰にも聞こえません。そんなに大きな声を出していた訳ではありませんが、他人に聞かれる心配がないので、いい気持ちで歌いました。人前では恥ずかしくて歌えないシャンソンなんかも歌ったりしながら帰ったので退屈しなかったです。

 シャワーを浴びてさっぱりして、 “これでやっと少しは涼しくなって呉れるだろうな” と、今夏の猛暑を想い、ホッと一息つきました。暑さのピークを過ぎてこれからは1日1日涼しく感じることでしょう。 この日は疲れたので、居間のソファーに寝っ転がって TV を見ながら、9時頃からもうグースカ。家内に促されて歯を磨いてベッドに移ってからも直ぐに寝入り、翌朝7時頃起きました。10時間位寝た事になります。こんなに良く寝たのは久しぶりでした。そう云えば、毎年秋口はやたら眠いのですが、 “それは寝苦しかった夏の疲れがどっと出てしまうから” ということを思い出しました。それから毎日8時間は寝ています。「“秋”眠暁を覚えず」ですね。



b0143231_5372696.jpg
          ソファーで寝入った隙を突かれて描かれてしまいました
[PR]
by mosaiquedodeca | 2010-09-11 05:45 | Comments(0)

暇な時に作るもの

 こどもの国の体験講座はいつもいつも沢山の人で賑わっているという訳でもありません。冬場とか天候が悪かったりする時、また、夏休み中でも平日はやはりお客さんが少なくなります。そういう時はどうしているかというと、自分の仕事をしています。つまり、注文作品などを作っているという訳です。しかし、仕事が一段落していて、特別注文品が無い時もあります。そんな日は、ただボーッとしていてもしょうがないので(なんといっても時間が勿体ないですから)何かしら作っています。今迄に時間があったら作ってみたいと思っていた作品や子供達が作りたくなるような見本作品などを作っています。そういうものが思い浮かばない時でも、とりあえずサイドビッター(ガラスカット専用のペンチのようなもの)を握って何か作れるものは無いか? と考えます。そんな時はなかなか変なものが出来上がります。
b0143231_858314.jpg


 これは何でしょう? 表札なのですが、何という名前の方のでしょうか? ガラスモザイクの体験をしてくれた小学校3年生のお子さんに訊いたら、スラスラと迷わず正しく(?)読んでくれました。そうです「猫田」さんです。
 上の写真ではボカシを入れましたが、実はアルファベットで “NEKOTA” と入れてあります(小学校3年生に訊いた時は指で隠して見せました)。前に「桜田」さんの表札を絵文字で作ったことがありまして、その時は誰でも迷わず直ぐに読んでくれて、絵でも充分読める事が分かりました。今回はその延長で、もっと過激? にやってみました。只、大人の方で「虎田」と読まれた方がいらっしゃったので一応NEKOTAと付け加えました。
b0143231_859624.jpg


b0143231_8593095.jpg
      「桜田」



 下は 猫田 と直ぐに読んでくれたお子さんの作品です。ネームプレートの台に大きな魚を作ってくれました。
b0143231_905484.jpg


b0143231_913556.jpg
        魚の図鑑のような物を見て一生懸命制作です。

b0143231_921033.jpg
前の日勝浦の海中展望塔へ行って来たのだそうです。確かあそこは水族館では無く海中に展望室があって、実際に海で泳いでいる魚が見れるようになっているんですね。

 もう一点、良く出来た作品がありましたので写真を撮りました。

b0143231_9259100.jpg
ホントにおいしそうな西瓜ですね。10歳くらいの女の子とご両親の合作です。見本の作品よりうまく出来ています。背景の青っぽい色が真っ赤な西瓜を引き立てています。


 この猫田さんのネームプレートを作った日は家内も一緒に来ていました。そんなに忙しく無かったので彼女も遊びで小品を作っていました。家内は最近 “にがお絵モザイク” に凝っています。

b0143231_941654.jpg


b0143231_944477.jpg


b0143231_955032.jpg
       自分のにがお絵モザイクを持ってご機嫌な M田 さん

 家内は私と全く違う感覚でガラスモザイクを作ります。自分の油絵の作品と違ってマンガ的に絵を作るのがうまいのです。こどもの国の作品見本も結構ユニークなものを作っています。以下は今年の夏休み用の作品です。

b0143231_913463.jpg
          ランニング姿の少年

b0143231_9134859.jpg
          海の少年

b0143231_9145583.jpg
          ゆかた姿の少女

b0143231_9154611.jpg
虫取り網を持つ少年。 少年じゃなくて “おじさん” だろうという意見もあります。肩幅が広いのでそう見えるのでしょう。そう思ったら、何だか哀しい絵に見えて来ました。少年の日に戻ってしまった “おじさん” ですね。 失礼な事にモデルは “私” だなんて言う人がいます。

 ところで、下の作品が私を描いた “にがお絵モザイク” なのだそうです。似てますかねえ・・・。なんだか納得いかないなあ。

b0143231_927268.jpg


b0143231_927292.jpg

[PR]
by mosaiquedodeca | 2010-09-03 09:33 | ガラスモザイクの制作 | Comments(0)