ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
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スズメバチ

ガラスモザイクの工房を出ると上空で爆音がしています。ここのところずっとです。サザンカの花にスズメバチが5〜6匹群がっているのです。ミツバチなどとは違ってスズメバチの羽音は凄まじいもので、まるで爆撃機のようです。家内が殺虫剤を吹きかけてもちょっと逃げるだけですぐに舞い戻ってきます。ミツバチがローズマリーに巣を作った時は同じ殺虫剤でバタバタと落ちて地面が蜂だらけになってしまったのに、今回は全く効き目無し。こちらに襲いかかって来るようなことは無いのですが、頭の上を飛び回っているので怖いです。

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10年程前、畑の土の中に作っていた地バチの巣を掘り出そうとして、2〜3カ所刺されて病院に行った事があります。体中にジンマシンが出てしまったからです。その時は点滴を受けて一晩入院しましたが、看護士のおばさんに「スズメバチに全身を刺された人が入院してたけど、ついさっき死にました!」なんて脅かされてしまいました。多分、“素人が蜂を退治しようとするなんてバカな事は止めなさい”というつもりの嘘だと思いますが、ちょっと反省しました。なにしろTシャツに半ズボン、長靴というお気楽な恰好で招いた災難だったからです。地バチに追い回された訳ではありませんでしたが、長靴の中に入ってしまった奴にやられてしまいました。その他にもどっか刺されたのを憶えています。馬鹿ですね……。
それ以来、蜂にはなるべく近寄らないようにしています。今の所スズメバチには何もされませんが、アトリエの出入り口の所なので近寄らない訳には行きません。何か、自覚の無い、ふとした動作を勘違いをされて襲われたらと思うと、とても怖いです。巣作りが終わってしまえば来なくなるでしょうが、それまでなんだかゾッとしない日々を送っています。

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サザンカの花の蜜を吸うスズメバチ

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怖くて近づけず、ズームで撮っているので、うまく真ん中に収める事が出来ません。



このままでは怖いので家内と協議した結果、今日の夜暗くなったら木を丸坊主にしようと決めました。花が無くなればればもう来ないでしょう。

追伸
枝を切って丸坊主にしたら来なくなりました。(11/5)
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by mosaiquedodeca | 2009-10-31 13:32 | Comments(0)

NHKカルチャー柏教室

ガラスモザイクはステンドグラスのように美しい色ガラスを使い、同じように生活空間を素敵に彩ることが出来ますが、残念ながらステンドグラスほど一般に知られていません。ステンドグラスが光を透過させて見るものであるのに対して、ガラスモザイクは光を反射させて見ます。確かに透過して見る光の色はドラマチックで幻想的なので、私たちに強いインパクトをあたえます。しかし、ガラスモザイクも今は様々な反射の仕方をするものがあって、ステンドグラスに劣らない華やかさ、美しさがあります。虹色に輝くものやキラキラと金属の反射を持つものなどがあって、見た人を魅了する力があります。
私はこの素晴らしいガラスモザイクをステンドグラス並みに、多くの人に知って貰いたいと思い、さまざまな場所で広める活動をしています。一つは千葉こどもの国・キッズダムやクラフトフェアーなどでワークショップをやることで、もう一つは自宅の工房を始め各所のカルチャーセンターで教室を開いている事です。キッズダムや自宅の工房の教室の様子は、このブログでもしょっちゅう紹介していますが、今日は千葉県柏市で開いている教室でのことを書きます。
柏駅から歩いてすぐの所にあるNHKカルチャー(NHK文化センター)で一年程前から月一回の教室を開いています。最初は、体験講習では結構人が集まるのに定着する人が少なかったのですが、ようやく最近増えてきました。教室は月一回なのであまり大きな作品は作りません。大体の人は毎回小品を一つ仕上げるというペースです。体験講習の時は、私が作った見本作品をコピーしていただきます。ガラスの割り方や並べ方を理解してもらう為にはその方がよいからです。(オリジナルの作品を作りたい人は下絵を描いてもらってそれを元に作ります)そうすると私の作品のコピーが出来上がることになる訳ですが、それが中々面白いのです。当然皆さんはオリジナルより少し劣る、未熟な作品が出来ると考えると思いますが、実はこれがそうとは言い切れないのです。勿論技術的にはそうです。しかし一個の作品として見た時に、何と言うか、一概に技術的な視点だけで論じられない素晴らしさを持ったものがあるのです。例えばこの作品です。

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 この作品は確かに技術的にはとても未熟です。ピースの形が適切では無く、無駄な隙間があります。しかし、色彩の配置が絶妙でとても美しいです。シルバーグレイ(無彩色)の、エスプレッソをいれる器具に何色もの色を使って、色感豊かな作品に仕上がっています。正直言って、“負けた!”と思いました。

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 こちらがオリジナル、私の作品です。私も色彩的にしようと思って淡い紫色などを使っていますが、とても敵いません。上の作品のように沢山色を使ってもちゃんとアルミの色に見えることを学びました。今度は私が色の使い方をマネして作ってみようかしら・・・。

次に紹介するのは定期講座に通っている人のコピー作品と私のオリジナル。こちらはどっちがオリジナルか分からないくらい良く出来ています。

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            「プロヴァンス」オリジナル

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         生徒作品—オリジナルより一回り大きく再現

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            「筆柿」オリジナル

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 こちらが生徒作品。 これは本当に良く出来ていてオリジナルと区別がつきにくいです。下の写真のように、ガラスのピース割りの図をきっちり描いて持ち帰り、自宅でじっくり作られたのでした。

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 下が教室の様子

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 皆さん集中して作っています。熱心に作っておられるのでだんだん面白い作品が出来てきています。今後が楽しみです。次に柏教室について書く時は、生徒さんのオリジナル作品を紹介しようと思います。
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by mosaiquedodeca | 2009-10-26 12:26 | ガラスモザイク教室 | Comments(0)
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 ガラスモザイクは元々イタリア中世のキリスト教寺院の宗教画及び装飾として始められました。それまでは、モザイクと言えば大理石など自然石で作られているものでした。人工的なガラスで作られるガラスモザイクは石に比べて色彩が鮮やかなのが特徴です。窓を大きく採れないビザンチンのロマネスク建築の薄暗い内部でも良く見えるように、青、赤、緑、白などの色鮮やかなガラスが使われました。
 このようにガラスモザイクはヨーロッパの歴史の中で始まったものですから、日本の美術、和の雰囲気を持ったモチーフはあまり馴染まないようなイメージがあります。しかし今回紹介するSさんの作品はそのイメージを覆すものです。
 Sさんは一昨年教室を開いた当初からの生徒さんです。最初の頃に朝顔のモチーフでガラスモザイクを作られた時には気付きませんでした。しかし、その後富士山をモチーフに3枚の作品を作られた頃から、日本画の表現の特徴:立体的な表現では無く平面的な構成の作品が目立つようになってきました。極めつけは上の折り鶴の作品です。ご本人は折り紙のシャープな線を出すのが難しかったので、あまり満足されていないようなのですが、私はとても気に入っています。折り紙というモチーフのユニークさ、そして背景の部分(いわゆる地と図の“地”の部分)のピース割りが、平面的で単純な模様になっているのがとても面白く、新しい可能性を感じさせてくれるからです。Sさんは、残念ながら今手首を痛めていらっしゃって教室はお休み中ですが、じっくりと直していただいてまたユニークな作品に挑戦していただきたいと思います。



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         目地を入れると地の模様が浮き上がってきます



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       第1作めの富士山、立体的な表現がお見事です



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       ご存知、北斎の赤富士です



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       大観の作品の一部



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          前にも紹介した事のある帆船



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          最初の頃に作った朝顔



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 同じく花をモチーフにした最近の作品、地と図のバランスがとても良くなっています



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      最新作、「あやめ」シンプルで装飾的な表現が素晴らしいです
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by mosaiquedodeca | 2009-10-21 10:34 | ガラスモザイク教室 | Comments(0)
来月の3日(火)文化の日から8日(日)までガラスモザイク教室の展覧会を開きます。昨年の7月に開催した場所と同じ、ギャラリー古屋敷でやります。案内状が出来上がりました。


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私も出品します。お近くの方は(そうでない方も)どうぞ見に来て下さい。宜しくお願いいたします。
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by mosaiquedodeca | 2009-10-17 17:36 | ガラスモザイク教室 | Comments(0)

エコフェスタの訪問者

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 貧乏暇無しとは良く言ったもので最近やたら忙しくってブログの更新がまったく出来ませんでした。実は今日も忙しくてゆっくり書いている時間が無いのですが・・・。というのも今日、明日と千葉県は長生郡長柄町の長柄町都市農林交流センターという所で「第6回エコ・フェスタin千葉」という催し物をやっているのですが、“全国チェンソー彫刻大会”と共に“100人手作り村”というのがメインの行事になっていて、それに参加しているのです。朝は6時半頃に出掛けて、今帰って来た所です。ここではやはり「こどもの国」でやっているのと同じ“ガラスモザイクの体験”をやっています。午前中に少し雨がぱらついたせいか去年に比べると人出がいまいちでしたが、それでも10人程の人が作品を作ってくれました。


 朝の開場間もなくの頃、お客さんがそろそろ出だしたあたりの出来事です。地面を大きくバタバタと動くものが・・・。見れば羽根を広げた長さが25cm程はあろうかという大きな蝶が。否、大きな蛾が、浮き上がる事が出来なくてもがいていました。私は早速デジカメを取り出して写真に納めました。すると周りの人達も気が付いて見に集まってきました。私は長野県に住んでいた時にこれと同じ大きな蛾を沢山目にしていたので(※)蛾だと分かっていたのですが、驚いたことに、周りの人々は「良く出来ているな、これは」なんて言っているのです。なんと、木で作った機械仕掛けのオモチャかなにかだと思っているのです。「蛾ですよこれは。」と私。「生きているのかあ…」「生きてます!」。あんまり大きくて、ゆっくり大袈裟にバタバタしているので本物の蛾だとは思わなかったようです。それも一人では無く何人もの人が同じような事を言ってました。確かに現実離れした、ちょっと驚くような大きさです。
 私の言葉で生きていると知った一人のお爺さんが、このままでは人に踏んづけられてしまうと言って、蛾を追い詰めて茂みの方に逃げさせようとしました。そしたら、やっとこさ飛び立ってふらふらと舞い、茂みの方では無く回転して私の隣りで皮のブレスレット作りの体験をやっているT君のテントの内側に貼り付いてしまいました(上の写真)。

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地面上なので比較するものが無く、いまいち分かりませんが、本当に大きい蛾なのです



 今日体験してくれた子ども達の作品を紹介します。

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         流れ星です
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     白い牙を剥き出しているタイガー
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         これはシーラカンスでしょうか?
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     葡萄、とても良く出来ました


※ 長野県の私が住んでいた所では、毎年この季節になるとこの大きな蛾が街灯の下に何拾匹も群がっていました。そして翌朝その街灯の下には羽根だけが沢山散らばっていました。それはどういう事かというと、明け方にカラスが蛾を全て食べてしまって羽根だけが残っているっという訳です。
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by mosaiquedodeca | 2009-10-10 19:42 | Comments(0)