ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
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<   2009年 04月 ( 6 )   > この月の画像一覧

ゴールデンウィークに、こどもの国キッズダムにてクラフトフェアーが開催されます。これは私も所属している、市原工芸会が主催しているフェアーで、昨年から始めました。工芸作品の販売と工芸体験プログラムがあります。昨年は、初日こそ雨が降ってお客さんが少ししか見えなかったですが、他の日は大盛況で本当に沢山の人に来て頂きました。ガラスモザイクの体験も場所が足りないくらいの賑わいで大忙しでした。今年も天気さえ良ければ大勢の来園者が見込めると思われます。そろそろ週間予報を気にしつつ、TVの天気予報を見るようになっています。5月3、4、5、6日の4日間です。お子さんのいらっしゃる方は是非お越し下さい。

明日の29日はフェアーではありませんが、通常の体験プログラムでガラスモザイクの体験があります。世間ではもうゴールデンウィークは始まっているようですが、明日はプレ・クラフトフェアーという感じでしょうか。

前回、4月19日に体験してくれた子供達(中には大人の方も)の作品が素晴らしかったのでアップします。


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小型犬です。小さい顔で耳が大きいやんちゃな感じがよくでています。


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ちょっと見には分かりませんが、良く見ると小鳥が居ます。左の真っ白なものは何でしょうか?

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by mosaiquedodeca | 2009-04-28 20:09 | 体験教室・こどもの国他 | Comments(3)
 我が家:モザイクハウスが建っている辺りは結構田舎で、周りには小さな杉林と田んぼが沢山あります。

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 九十九里が近いこの辺に引っ越して来て驚いたことがあります。『おらん家の裏の山はよう、××なんでよう、○○が……』なんて会話を聞いていて、頭の中に、?マークがいっぱいになってしまったのです。どこに山があるんだろう?この辺りは真っ平らで、海岸から10キロも内陸に入っても標高が10mだなんて聞いていたり、津波が来たら家も流されるんでないかと心配しているくらいですから………山なんてどこにもありません。遠くに低く見える山までずっとその人の土地だとしたら、どんだけ大地主なんだろう?なんて…(そんな訳ありません)。しばらくして事情が分かりました。この辺りの人は、林のことを“山”と言うのです。びっくりしました。さすがに真っ平らな所に住んでいる人達は違うんだなあ、きっと昔のこの辺の人はまともな山なんて見た事が無いから林を山に見立てたんだろうなあ、と妙に感心しました。

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 こんな具合ですから、この辺の景色と言えば、たいらな田んぼの中にポツポツと小さな林、いえ“山”が散らばっているという感じです。そんなのどかな田園地帯で、一年の内一番美しいのが今の季節です。
田んぼに水が張り、青い空と白い雲を映しています。田植えを終えたばかりの田はうっすらと緑色の網が掛かったようになり、ついこの間まで黒かった“山”の木々は鮮やかな新緑の色に変わっています。私は、苗が伸びて田んぼが緑の絨毯になる前の、この澄んだ景色が好きです。水の中に苗が植わってるなんて、なんと幻想的な光景でしょうか。西洋人が見たらおそらく、“ファンタスティック!”って感嘆することでしょう。水と緑のポエジー。私はこの美しい風景にしみじみと癒されたことがあります。人生がやり直せると励まされました。

 私がこの風景を好きなのは、子供の頃に見ていた風景に似ているからかも知れません。新潟県の農家の次男坊だった私は、毎年こんな景色を見ていたのです。子供の頃はそれが当たり前で何とも思っていませんでしたが、こんな奇麗な景色を見ていたんですね。ただ、そんな美しい日々の思い出だけでなく、腰がやたらに痛かった田植え作業のの辛さも、同時によみがえって来るのですが………。
 今の農家の人は楽でいいですね。腰を屈めなくても機械がどんどん苗を植えてくれます。昔は何人もの人で田んぼの端から斜めに並んで4〜5列づつ受け持って一斉に田植えをしました。腰に下げた籠の中から左手に苗の束を取って右手の指先で一株(植えるのに丁度良い量の苗、数本)づつ分けて、泥の中に差し込みます。そうやって屈んだまま一歩づつ前に進んでいくのです。苗の列の間に裸足の足をつま先から差し込んで……その泥の感触を今でも憶えています。指の又ににゅるにゅると入り込む泥、泥の中に混ざっている小石や草の茎が足の裏に触る感触などはっきりと憶えています。足首に食い付いて血を吸っている蛭を剥がす時の皮膚が引っ張られる感じ、そのあとの痒さなど、今となっては懐かしい思い出です。遊びでならもう一度田植えをやってみたいなんて思わなくもありません。仕事としてならまっぴら御免ですが……だって腰がほんとに辛いんですから。
 田植え作業の時の花形は女性です。田植えの名人はたいてい女の人でした。普段の力仕事は男性の方が勿論うわ手ですが、この時は女性の方が仕事が速いのです。私の母などは私の受け持つ苗の列より、いつも1〜2列多く受け持って、尚かつ私の進み具合を見て、後ろの人に追い抜かれそうだったりすると、自分の列をもう一つ増やして助けてくれたりしました。

 ところで、最近の田んぼを見ていて気が付いたことがあります。田植えをした後の田んぼが私が子供の頃に見ていた田んぼより、なんだか美しく無いのです。どういう事かと云うと、植わっている苗に機械ならではのばらつきが見えるのです。人は苗を分ける時、大体同じくらいの量になるように一回一回測って選り分けます。ですから極端に量の多い株と極端に少ない株はありません。ところが、自動的に苗を分ける機械はその辺のコントロールが利かないのです。機械は作業はしてくれるのですが、人に代わって“仕事”をしてくれる訳ではないのです。手植えの作業の中では、一株苗を植える毎に人の判断が入ります。1枚の田んぼの中に、何千、何万の株があるか知りませんが、それの全てに人の感覚が行き届いているのです。

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 これはモザイクの制作に通ずるところがあると思います。モザイクのピース一個一個に、大きさと色合いと形を、離れてみた時にそれがどういう風に見えるのかを判断して割って並べなければなりません。きっと中世のイタリアのモザイク職人は、田植えの名人のように一瞬に判断してモザイクピースを割っていたのだろうと思います。

 子供の頃、茶碗にこびり付いたご飯粒を残すと怒られたこと。また、干した稲を運び終わった後、道にこぼれ落ちた稲穂をいつまでも拾っていた祖母の姿を思い出します。今はその理由がはっきりと分かります。手を掛けて育てた稲、作ったお米は単にお金を得るためだけのものでは無かった筈です。そこに作る喜びがあったに違いありません。父や母、祖父や祖母が田植えを終えた田んぼを眺めた時、どのような思いで眺めたのだろうか?私が美しいと感ずる景色とはまた違った見え方があったのではないでしょうか。


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by mosaiquedodeca | 2009-04-25 23:37 | Comments(0)

表札の制作

和知さんという方の家の表札を作っています。といってもまだ制作には掛かっていません。下描きのデザインが出来たばかりです。この下絵の段階でちょっとしたミスをしてしまいました。いわゆるうっかりミスです。

私は子供の頃からかなりの粗忽者で、小学生の時は忘れ物の名人でした。あんまり忘れ物がひどいので仕舞いには先生が頭に来たんでしょう、授業中にも拘らず歩いて家まで取りに行かせられました。それも一度や二度ではなく、しょっちゅうでした。最初は歩いて行ったのですが、そのうち途中にある自転車屋のおじさんに「自転車を貸して下さい」と頼んでそれに乗って行くようになりました。その回数があまりにも多いので、中学に上がる時には、祖父がその自転車屋から自転車を買ってくれました。実は親戚が自転車屋をやっていたのですが、残念なことにその自転車屋は私の家と学校の間の通学路とは離れた所にあったのです。つまり本来なら親戚から自転車を買うところなのですが、通学路にある自転車屋さんに、あんまりにもお世話になってしまったために、そこから買うはめになったという訳です。

そんな私ですので今回のミスも今までおかしてきた数々の失敗、勘違い、もの忘れの中では、ぜ〜んぜん!大したことはありませんが、今のご時世を反映している象徴的なミスかなと思いましたのでお話します。

和知さんは「ワチ」と読みます。「漢字がいいですか?それともローマ字がいいですか?」とお聞きしたら、即座にローマ字にして下さいと言われました。後で御住いの写真資料を頂いて納得しました。出来たばかりの近代的でおしゃれなマンションなのです。横文字が似合う建築でした。それでローマ字でデザインを考えました。そして出来たのが下の絵です。

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by mosaiquedodeca | 2009-04-23 14:52 | ガラスモザイクの制作 | Comments(0)
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 先日、ガラスモザイクの施工に柏まで行って来ました。私はNHK文化センター柏教室でガラスモザイクの講座をやっている関係上、柏には定期的に通っています。今回施工をした亀田さんのお宅も柏にあります。亀田さんは以前オリーブをデザインしたガラスモザイクプラック(※下に説明)を12枚ほど注文され納品しています。家の外壁や塀にどう配置するかじっくり考えたいので、貼付けは自分達(ご夫婦)でやりますということでした。それから結構時間が経っており、どうなったか気になっていたので連絡してみました。もし、貼付け済みだったら、NHK文化センターに行く日についでに写真撮影をしたいと思ったからです。しかし、いろいろレイアウトを考えてみたけれどどうも決断するに至らなかったようで、アドバイスをしに伺うことになりました。
 亀田さんは、奥さんが画家で私の古くからの友人でもあるのですが、まだ一度もお宅に伺ったことがありません(長野県に借りておられる別荘には行ったことがありますが)。自宅:モザイクハウスを建てる前に家内が1人で伺って、対面式のキッチンなど色々とインスピレーションを受けたお宅でもあるのでとても楽しみでした。行ってみると、やはり感じの良いお宅でした。玄関までのアプローチがドラマチックに演出され、たしかにここにガラスモザイクの装飾があったらいいなと思うような造りです。いわゆる絵心をくすぐられる空間です。そこで実際に現物を並べて、レイアウトの考え方などを話してるうちにに結局施工も請け負うことになりました。

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道路に面して門柱のような感じの塀があり、ここに縦長にオリーブの連続模様(ガラスモザイクプラック4枚づつ)を配置して、道行く人に目の楽しみを提供します。

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by mosaiquedodeca | 2009-04-16 15:08 | ガラスモザイクの制作 | Comments(2)
 「こどもの国」キッズダムでの“桜まつり”は昨日が最終日でした。天気は晴れたり曇ったりでいまいちでしたが、沢山の来園者で賑わいました。昨日のブロクでは3月29日に撮った五分咲き位の桜の写真を載せましたが、一週間後の昨日はもうほぼ満開で、人もですが桜の花もにぎやかでした。

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 さくらの枝の下でシートを広げて寛ぐ人達、満開のしだれ桜の下で枝に手が届くかどうかを試すのか?ジャンプする子供……風も無い暖かい春の日の桜を、みんなそれぞれ楽しんでいる様子があちこちで見られました。

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 モノヅクリングビレッジにも沢山の人が訪れ、トンボ玉、ホットリボン、糸のこ、そしてガラスモザイクの体験をしてくださいました。私のところのガラスモザイクはどちらかというと大人の方も割合に興味を持って下さいます。他の体験に比べて大人の体験者も多い方なのですが、それでもいつもは多くても5人に1人位の割合です。ところが昨日は少し様子が違っていました。正午頃にお母さん達の一団が見えられて、4人まとめて申し込まれました。4人ともデザイン性の高い、配色と構成のすっきりとしたハイセンスな作品を(午後1時に食事の約束をしているとかで間に合わせようと必死に)作って行かれました。
それから1時間程してからのことでしょうか、今度は5〜6人の男の人達が入り口に群がって熱心に見本作品の展示を見ておられます。
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by mosaiquedodeca | 2009-04-06 13:38 | 体験教室・こどもの国他 | Comments(2)
 今週は市原市の「こどもの国」キッズダムで“桜まつり”をやっています。私達「市原工芸会」のメンバーも催し物のひとつとして、モノヅクリング・ビレッジという建物で工芸体験をやっています。私は3月29日(日)から4月4日(日)まで水曜日と木曜日を除く6日間ガラスモザイクの体験をやっています。
 春休み中ということで連日沢山の子供達で賑わっていますが、実はここ「こどもの国」は桜の木が沢山あり、隠れた(?)桜の名所なのです。入り口からモノヅクリングビレッジまでの道のりは桜の並木道になっています。今は「こどもの国」ならぬ「さくらの国」という風情です。ここの工芸体験には一昨年から参加していますが、当時の担当者の人と、来年は花見をやりたいねなんて話していました。「こどもの国」は4時半閉園なので、「その後にやればいい」「そうだ、4時半から大人に入園料をとって花見に解放すればいいんじゃないか?」「そうだそうだ、“おとなの国”ってなまえを付けてね」なんて不謹慎な会話をしていました。まあ、お酒抜きでも、晴れた日だったらお昼にお弁当を広げても楽しいですよ。

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by mosaiquedodeca | 2009-04-05 07:09 | 体験教室・こどもの国他 | Comments(0)