ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
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カテゴリ:猛描プータと愛犬クーコの話( 43 )

透明な顔

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 我が家の愛犬「友生」は動物愛護センターに保護された迷い犬だった事、我が家に来たいきさつ等は前に書きました。センターから友生を引き出し、7ヶ月に渡って里親探しをしてくださった、ボランティア団体「アグリドッグレスキュー」の海ママさん。彼女のブログを家内が見つけた事が友生を迎えることのきっかけでした。そのブログは今でも毎日見ています。アグリの、他の預かりさんのブログも時々チェックしています。海ママさんのブログ同様に読むのが日課になっているものもあります。時々アグリ以外の団体のものも(※1)読んでいます。つまり、すっかりハマってしまったという訳です。

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 海ママさんのブログを読み始めて暫くして気が付いたのですが、海ママ家の犬の「海」ちゃんの表情が他の子達と何だか違うのです。最初の頃は優華(友生の当時の名前)が目的で見ていたので、あんまり他の犬には目が行きませんでした。一緒に保護されていた子犬達のヤンチャな様子には少しは目が行きましたが、いつも後ろの方に写っている海ちゃんのことは全く注目していなかったのです。いつ見ても同じ表情で、何だか存在感を感じなかったのです。何と言うか、 “透明な顔” に見えたのです。何故だろう?長い間このことの意味が分かりませんでした。

 海ママ家に友生(優華)に会いに行った時、入口に止めた車から降りたら、縁側の掃き出し窓からガラス越しにこっちを見ている犬が2匹見えました。優華ちゃんと海ちゃんでした。玄関に入るとこの2匹と他に子犬達(他に保護された犬:2匹とも優華とは血の繋がりは無い)が走ってきて大歓迎してくれました。中でも優華ちゃんは飛びつかんばかりの歓迎ぶりでした(※2)。しかし皆と一緒に走って来た海ちゃんは、優華に気圧されたのか、初対面だったから怖がったのか、直ぐに上がりかまちの下に身を隠してしまいました。居間に移ってからも優華ははしゃいでいて甘えてきましたが、海ちゃんはそれっきり奥に引っ込んでしまいました。まるで自分の出番は終わってしまったかのように。

 友生が家に来てから一年半以上経ちました。最近彼女の顔が何だか海ちゃんの表情に似て来たのです。無表情というか、何も訴えてこないというか・・・。違う言い方をすれば、何事にも動じない、不安な様子が全く見えない、透き通った表情なのです。海ちゃんと同じような透明な顔に見える事が多くなってきました。

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       カメラを向けると意識するのでなかなか透明な顔は撮れません

 預かりさんのブログに出てくる保護犬達は、育った環境や保護される直前の境遇によって様々ですが、その時々の心の状態がはっきりと読めます。拒絶しているのか、求めているのか、不安なのか、喜んでいるのか・・・そう云った感情が割合に顕著に(顔に)現れています。そういう表情を見て、又それが変化して行く過程をみて一喜一憂。つまり感情移入して、見ています。そんな中で海ちゃんだけがいつも普通の顔なので、気を惹かれる事はありませんでした。ブログの文章には海ちゃんが “どうしたこうした” とか色々書いてありましたが、出ている写真の表情からはそう云う感情は読み取れませんでした。しかし最近、それがどうしてなのか、ようやく分かりました。保護犬は生きて行くのに必死で余裕が無く、色んな感情がすぐに顔に現れてしまいますが、海ママ家の犬達の中で唯一飼い犬の海ちゃんは、不安が無いからか(不満はあったとしても)無表情に見えるのです。つまり透明な顔と言うのはすっかり家族の一員になり、その中での役割もしっかりこなしている、言わば精神的に大人の犬だということでした。友生も最近その風格が備わって来始めたということでしょうか?

 私達も一度だけ迷い犬を保護した事がありますが、その顛末は前に書きました(ビーグルの思い出)。その時に描いたデッサンで、顔を描いた物が見つからなかったと書きましたが、最近見つけました。以下の3点です。

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ちょっと気弱そうな顔になっています (動くのでなかなか描けなかったです 後ろ足が少し大きくなりすぎました)

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かなり緊張した顔になっていますね 何だか怒っているみたい もっと友好的な顔をしていたように記憶しているのですが・・・

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       こちらのデッサンも緊迫した顔に見えます

 当時のデッサンを見ると、取り敢えず人間に保護されて家に入れてもらえたけれど、やはり安心は出来ずにずっと緊張していたのが分かりますね。


※ 1:保護活動と言っても、いろいろな方がいらして、中には病気や怪我をしている子達ばかりを預かる方もおられます。そういうブログもたまにチェックしています。北海道のある方のブログには、右サイドに今飼っている子達、預かりながら里親募集をしている子達の紹介リストがあって、その下に預かり宅で亡くなった犬猫&鳥のリストもあります。「心の住人」と題して、死亡日、滞在期間と簡単な紹介文が添えてあります。ユーモアを交えた文章でちょっとクスッとするのですが、こちらをじっと見つめている顔を(見えていないであろう眼の子もいます)見ながら読んでいると、どうしても涙ぐんでしまいます。生死の間を行き来し、辛い事沢山経験してきて、ようやく保護された子達の、それぞれの性格、性癖、そして最後の日々(年、月、日)の様子がさりげなく短い言葉に要約されています。その文章に彼等に対するブロガーの方の深い愛情が感じ取られて、読んでいる私の顔は、おそらく泣き笑いのようになっていると思います。とても人には見せられる顔ではないので、このブログは一人の時にしか読みません。

※ 2:我が家に来てからの友生はお客さんが来てもあまり歓迎しません。怖がる事は無いですが、私達との初対面の時のように自分から近づくような事は決してありません。何回か会っている人には少し愛想を見せますが、懐くような事はいっさいありません。空子は人が大好きで、いつでも、誰にでも愛想が良かったので、友生が海ママ家で私達に歓迎的だったことは別に気にも止めませんでした。犬とは大概そういうものなのだと思っていました。しかし、彼女は誰にでも懐くような犬では無かったのです。不思議なのですが、私達には最初から懐いていました。海ママさんも「お見合い(里親候補が初めてその犬に会いに行く事)の時に相性の合わない場合もあるんですよ」と言っていました。何で私達に最初から懐いたのか? これは今もって謎です。

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by mosaiquedodeca | 2017-07-15 13:26 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

名前


 我が家の愛犬 “友生” (ユーキ)が家に来てから一年が経ちました。家に迎える事が決まった時、名前をどうしようか結構考えました。プータとクーコの時は直ぐに決まりましたが、ユーちゃんは色々迷いました。今日はその(一年前の)、四苦八苦の顛末を書きます。

 最初に考えたのは「フク」でした。我が家で天国に逝った、プータとクーコを合わせて、「プークー」。転じて→プク→フク。「福ちゃんだ!」と一旦はなりました。だが、どうもピンと来ない。何故だろう?・・と考えたら、どうも発音し辛い。フーでは息が抜けてしまう。 ということで意味からでは無く、音から探してみようということになりました。先ず、最初の音。五つの母音の内、伸ばしても言い易い音を選びました。アー、イー、ウー、エー、オーの内、イーとエーは口が半開きの為いざという時咄嗟に出て来づらい。アーとオーは構えて力を入れる時はいいけれど、どうしても叫んでいるイメージが浮かぶ。残ったのが一番言い易い(私だけかも知れませんが)「ウー」に決まりました。プータもクーコも「ウー」です。では子音。カ行から順に、ク、グ、ス、ズ、ツ、ズ、ヌ、フ、ブ、プ、ム、ユ、ル、ヴ の中で使えるのはそんなにありません。濁音は重くなるし、ツ、ヌ、ム、ルは一旦唇か舌で吐き出す空気を止めてからでないと発音出来ない( “プ” だけは例外的に発音し易い)。「フ」は力が抜けるし、「ス」は舌と上の歯茎の裏側の隙間を狭めて、力を込めて吐き出さないと音にならない。残ったのは、ク、プ、ユです。ということはもう “ユ” しか無い訳です(クとプはクーコとプータで使用済み)。 “ユーなんとか” という名前にすることに決まりました。

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 保護されてからの預かりネームが「優華」なので “ユーなんとか” なら本人(犬)も混乱しないで良いだろう。では女の子ならスタンダード(私達の世代では)に、 “ユーコ” としたら・・と思いました。しかし、ユーコではどうしても知り合いの何人かの顔が浮かんでしまう。直ぐに思い出すだけで3人もいます。そこでちょっと捻って “ユーキ” ならいいだろうということで決めました。男の子の名前みたいですが、どういう訳かあんまり違和感を覚えませんでした(問題発言?ユーキが一見男の子に見えるからなのか?)。という訳で消去法ではありましたが、音はユーキ。では文字は? 複雑なのは書く時大変だからなるべく画数の少ない文字で、ユーは “友” 。これには理由があります。これから私達と一緒に生きて行く、という意味で、訓読みでトモ(共にという意味も引っ掛けて)と読める “友” 。野良となって独りで子供を産んで、しかも厳しく躾を教えながら育てた、立派なお母さん(※1)を私達の “子” として迎えるのはおこがましい。同等の立場の友達になろうということで “友” です。 キ はPCの文字打ちで単純な字が出て来るまで捜したところ、生まれるという字で キ と読める事が分かってそれに決めました。後付けではありますが、一度は捨てられて命の危機に晒され、それでも子犬の命を守っていたユーちゃんに、これからは永く幸せに「生きて」欲しいという思いを込めての “生” です。かくして、友(として一緒)に生きる「友生」と命名。

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  影を見ただけでも分かる程、最近体格が良くなった(つまり太った)ユーキ

 このような経緯で名前が決まりました。ユーキに限らず我が家の家族の名前は、今流行りのキラキラネームと正反対の、とにかく単純で発音し易く簡単に書ける、そして覚え易いという方向で決まります。しかし、こんな風にさんざん考えて呼び易いように決めた名前でも、結局はまともに呼ぶ期間は最初の何ヶ月かだけなのはどうしてなのでしょうか? プータ(風太)は、プーちゃん、プーにゃん、プーすけ、プータ居士、プー太郎、etc。クーコ(空子)は、クーちゃん、クンちゃん、クークー、クックー・・・。その時の気分によって勝手に変えて呼んでいました。ユーキも最初のうちこそまともにユーちゃん(既に省略してますが)と呼んでいたのに、そのうちユータンになって、今や “タンタン” になっています(名前の音が一つも入っていません)。まあ、ユーちゃんの場合、まだ名前らしきもので呼ばれているだけいいのかも知れません。呼び方で遊んでもらえるなんて愛されている証拠のようなものですから。私達夫婦なんてまるで名前なんて忘れてしまったかのように、お互いを “アンタ” とか “オイ” ですからね(※2)。

        「ユーちゃん!」(前を歩いているユーちゃんを振り向かせたくて呼んでみた)
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        ?・(反応無し)

        「ユータン!」
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        ?・・

        「タンタン!」
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         何?


※ 1 先日ユーキを7ヶ月間預かっておられた預かりさん(海ママさん)が一年の節目に遊びに来てくださいました(ぷーままさんと、もう1人絵が好きな中学生と)。その時に保護時代のユーちゃんの話になって、子供達に対する厳しい躾の様子を聞きました。ユーキから離れて勝手に歩き出す子犬を、バシッと押さえつける動きが容赦なかったそうです。「そんなにやらなくても・・」と思うくらいだったそうです。
今回彼女達から、ユーちゃんが凄く「可愛くなった」と言われました。絶賛の嵐でした。ぷーままさんなど、「男前のユーキに遭える」と思っていたら違った、と。私達も時間が経つに連れて顔が変わって行ったのは認識していましたが、一年振りに会った人には変化が顕著だったようです。

※ 2 どこでも一緒かどうか分かりませんが、夫婦も長くなると名前なんかで呼び合わなくなります。若い頃は名前から派生した(というか変じた)呼び名を付けて呼び合っていましたが、だんだん面倒になってこんな風に成り果ててしまいました。まあそれでも関係が成り立っているのは、お互いが空気のような存在になってるからでしょうか?
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by mosaiquedodeca | 2016-12-17 12:13 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

レジェンド?

 最近気がついたことですが、ユーちゃんはとても家族愛が強い犬です。と言うのは、家内と私とユーちゃんの3人で外出する際に、家族全員の動向を気にする行動を取るからです。散歩の時に家内がリードを引いて、後ろを足の遅い私が歩いていると少しずつ遅れていきます。しばらくすると何メーターか距離が空きます。するとユーちゃんは必ず足を止めて振り返って私が追いつくのを待っています。体は前を向いたまま首を180度まげて、ちょっと心配そうな “困った顔” でじっと私を待っています。それはまるで出来の悪い、愚図でのろまな子の面倒をみている母親のような感じなのです。
 散歩から帰って家に入る時も同じような行動をとります。クーコは私達に遅れまいと慌てて家の中に入ろうとしました。ドアを開けると私達の脚の脇をすり抜けて必ず一番に入りました。それを見ていつも『一等賞!』と声を掛けていました。しかし、ユーちゃんは同じように一番に入りますが、そこからが違います。私達2人が中に入って、鍵を閉めて、靴を脱いで板の間に上がるまで待っています。最後の人が入り切るのを確かめてから居間に入ります。 “1人も欠けてはいけない” と思っているみたいなのです。

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     全員揃ったので定位置へ

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     ホッとしたような満足そうな顔です


 我が家に来るまで預かって下さっていた方(海ママさん)から、おそらくユーちゃんは野良になってから独りで子犬を産んで育てていたこと、ダニにビッチリ食いつかれながらも必死で守っていたことなどを聞いています。預かられてからも、子犬達の面倒をみて、叱るときは叱ってちゃんと躾をしていた立派な母犬だと。
 そんなユーちゃんはなかなか貰い手が現れず、長いこと(七ヶ月間)海ママさんの “預かりブログ” に登場していました。体毛の色と模様のあり方がクーコに似ていたことから私達の目にも留まり、以後毎日ブログを見ていました。次はどんなことが書かれているか、ユーちゃんの様子はどんなかをいつも気にしていました。更新してない日があると、どうしたんだろう?とヤキモキしました。
 それは私達だけでなかったようです。同じように毎日ブログを見ていた人が沢山おられました。つまりユーちゃんのファンがいっぱいいたのです。それが分かったのは私達の家にトライアル(お試しに飼う期間)が決まったという記事に寄せられたコメント数が過去最多だったと伺った時です。沢山の方がユーちゃんの行く末を心配しておられたのです。私達もそのコメントを読みました。沢山の暖かい言葉が寄せられていて、ユーちゃんを幸せにしないとその方達に “叱られてしまう” と緊張してしまいました。海ママさん曰く、ユーちゃんは “伝説の犬” なんだそうです。

 ところがユーちゃんは我が家に来てからは、酷い環境の中で健気に子供達を守っていた立派な母犬だったなんてことはちっとも感じさせませんでした。ヤンチャで甘えん坊の男の子のような犬にしか見えませんでした。保護されてから七ヶ月、他に沢山保護犬(子犬)がいたものの、安心安全なお家の中で可愛がられて生活していたからでしょうか、すっかり家庭犬になって我が家に来たみたいです。

 甘えん坊振りを発揮したのは最初の日の夜からです。ベッドの脇に長座布団を敷いてあげたのにそこには眼もくれず私のベッドに上がって来て、掛け布団の上でピッタリくっついて寝ました。翌日か翌々日には布団の中に潜ってきました。まるで猫みたいです。その時は冬でしたが、夏になったらさすがにベッドには上らずに長座布団あるいは床板の上に寝っ転がるようになりました。夏の盛りが去って少し涼しくなってきたら、途端にまたベッドに上るようになりました。今は私の足元に丸くなって寝ています。蹴っ飛ばさないように気を使います。また寒くなるに連れて足元からだんだん上に上がってくるのでしょう。

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    ソファーを占領

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    ・・・


 家内の使っている居間のソファーはユーちゃんの定位置の1つになりました。常に半分以上占領しています。家内がそこで横になると背もたれと家内の間の狭い隙間に(細長くなって)挟まれています。窮屈だと思いますが目を閉じて幸せそうな顔をしています。しかし油断禁物です。時に四肢を突っ張ってソファーから家内を落とそうとするような動きをします。実際落とされそうになって家内は慌てています。何と言うか・・我が物顔ですね。

 やんちゃな事で言えば、散歩の途中犬を見れば必ず吠えかかるし、犬に限らず猫でも鳥でも飛びかかろうとします。追っ払おうとしているのでしょうか。時には何が気に入らないのか、人にも逆毛を立てています。クーコは時々人に吠えていました。いかにも怪しげな人、例えば登山服みたいな格好をしていた人などに。そしてキャーキャーはしゃいで走り回っている子どもにも吠えていました。子どもの場合は「騒ぐんじゃない!」って叱っているような感じでした。クーコは庭にいるのが好きで日中は外に繋ぐことが多かったですが、朝晩クーコに吠えられている小学生は、私達の姿が見えないと、「ば〜か!」なんて言って通るくらいでした。ユーちゃんは吠えかかったりはしませんが大体誰にでも逆毛を立てます。私達以外は総て敵だとでも思っているのでしょうか?
 私との散歩では、躾けが効いたみたいで、滅多に犬猫に吠えかからなくなりました。しかし家内と一緒の時は相変わらずイケイケのようです。
 ユーちゃんのヤンチャぶりは、例えば(最初からそうでしたが)庭の奥に繋がれている犬に対してわざわざ喧嘩をふっかけるところです。相手が、気がつかないか面倒くさがっているのに挑発するのです。反応するまでそこに留まって吠えます。そしてとうとうその犬が怒り出すと、さっさと逃げます。その犬が大型犬でも関係ないのです。シェパード、秋田犬、大型のミックス犬、何でもござれです。

 私達の目からは母性溢れる立派な母犬、 “レジェンド” にはあんまり見えなかったユーちゃんですが、冒頭に書いたように最近の行動は、子連れだった時のことを彷彿とさせます。3人揃わないといけない、 “1人も欠けてはいけない” と思っているらしいところなど、家族としての意識が強いのかなと思います。
 もしかしたら他の犬猫に突っかかって行くのは家族を守る意識からなのか? そしたら、彼女にとって私達は “子犬” なのでしょうか? まさか子犬とは思っていないでしょうから、外敵から身内を守ろうとする習慣だけが残ってしまったのかも知れません。もともと喧嘩っ早い性格かも知れませんが、過酷な過去の話を聞いているので、そんな風に思わなくもない、今日この頃です。
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by mosaiquedodeca | 2016-09-21 18:29 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

台風

 台風9号、関東地方直撃でしたね。雨もですが風が強かったですね。外でドンドンと音がするのでなんだろう?と見たら物置が倒れていました。後ろに単管鉄骨の構造物の柱があったのでそれに寄りかかっていました。単管柱の位置が端っこだったので、箱が歪んで引き戸が半分開いてしまいました。中には高圧洗浄機だの草刈り機だの丸鋸だのが入っていましたが、そのまま放置するしかありませんでした。出て行ったら危険ですからね。今朝になって立て直しました。幸い中の物は無事だったようです。

 それから、我が家の周辺は停電になってしまいました。夜までには復旧するだろうと思っていたら、外のスピーカーで「復旧の目処がたっていません」等という放送が聞こえて来ました。すぐ近くの同じ町内の知り合いの家は停電していないのに・・何所で分かれているんだろう?

 いよいよ夕方になって暗くなって来たので慌てて電池を買いに行ったり、ロウソクを探したり。ロウソクはこどもの国の物作り体験のメニューでステンドグラス(風)のキャンドルランプ作りというのをやっている関係で沢山持っています。どうせならと思い、見本に作ったキャンドルランプに火を灯しました。ロウソクの灯りと懐中電灯の光の元、家内が肉野菜炒めを作り、それと白飯が夕食になりました。
シンプルなメニューですが暗い中でキャンドルの元で食べるご飯は妙に美味しく感じました。皿の中は暗くて何の料理か分かりません。「闇鍋みたいだ」と家内。私も同感でした。

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   色んなキャンドル

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ガラスのコップの上部をわざと割った容器の中にロウソクを入れてある

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   こちらは別のロウソクが入れてある

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   見本のステンドグラスのキャンドルランプと焼酎の水割り

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   キャンドルランプのデザインは流れ星

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   懐中電灯に照らされたユーキ、落ち着いています

 友ちゃんは肝っ玉が据わっているのか、今回の台風で大きな音がしたり壁が揺れたりしても終始落ち着いていました。 クーコは台風を怖がって大変でした。夜中に台風が来た時は部屋の中をウロウロと歩き回ってずっと怯えていたそうです。私はグースカ眠っていたので知らないのですが、家内がずっと付いていてあげたのだそうです(のんきに眠っていた私は頼りにならんと、またもや株を下げてしまったのでした)。 一方猫のプータもそんな時はただ眠っていたのでした。 そういう所は、友ちゃん、クーコよりプータに似ているのかも知れません。
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by mosaiquedodeca | 2016-08-23 19:38 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

ユーキ7ヶ月

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   眠いよ〜

 我が家にユーキ(友生)ちゃんが来てから7ヶ月が経ちました。最初の頃、いろいろ心配した事や克服しなければいけなかった諸々の事があったのですが、今は “それはどんな事だったっけ?” と、俄には思い出せないくらいになりました。

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    な〜に?お父さん わたし眠いんですけど

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    用が(おやつが)無いんなら寝るよ

 大変だったお留守番ももう慣れたものです。帰った時の大騒ぎは無くなりました。最近はどういう訳か玄関に迎えに来ても、私たちを確認すると直ぐソファーに戻ってしっぽをブンブン振り回して、靴を脱いで荷物を抱えて入って来るのを待っています。そして頭を撫でたりあごをぐりぐりしたりのスキンシップをしてやるとしっぽブンブンが治まって落ち着きます。最初の頃は気が狂ったように喜んで私たちに纏わり付いて、後を追いて部屋中を走り回りました。ソファーに飛び乗り、飛び降りてもう一台のソファーに飛び乗り、そして空中飛びでソファーからソファーに・・(私たちは “三角飛び“ と呼びました)。それがしばらく収まりませんでした。それだけ不安で心配だったのでしょう。今は寂しいけれどそんなに不安ではないようです。行くときは「お留守番だよ」って言うと、ソファーに寝たまま哀しそうな眼で「行ってらっしゃい」と言います。これは先代犬のクーコと同じです、つまり我が家の子になったということでしょうか。

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      眠いよ

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     うつらうつら・・・

 そういえばユーキちゃんのお留守番には気を付けなければならない事が一つあります。それは生ゴミです。これを片付けておかないと大変な事になります。クーコは決してやらなかったのですが、ユーちゃんはプータ(我が家にいた猛猫)並みにゴミ箱を漁ります。プータが死んでから10年以上経っているのですっかり忘れていました。生ゴミは蓋付きの入れ物に、食べ物はすべて冷蔵庫に片付けて出掛けていました。尤もプータの場合は出掛けている時だけでは無く、私たちの目の前で平気で食べ物を漁っていたし、足掛かりがあれば高い所でも安全ではありませんでした。調理台の上のオリーブオイルの蓋を嘗められた事もありました。

 ユーちゃんは漁った生ゴミを喰わえて私のベッドの上に持ち込んで楽しんでいました。お陰で大型コインランドリーのお世話になるという、私たちにとっては貴重な経験をさせてもらいました(その便利さを初めて知ることになりました)。

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     ポジションを変えて

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     結局目が覚めてしまったじゃないか

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   (寝起きの顔です)

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えっ何!おやつ? (ユーちゃんのチャームポイントはこの真っ白な前足としっぽの先です)

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     なんだ、おやつじゃ無いのか

 最初の頃と違って来たと思うユーちゃんの行動がもう一つあります。散歩の時のヤンチャぶりです。確か来たばっかりの頃は他の犬達に吠えかかるような事はしなかったように思うのですが、何ヶ月か経った頃から、すれ違う犬にやたら吠えかかるようになりました。始めは、我がもの顔に振る舞うのはココ(地域)を自分の場所と思えるようになったのだと喜んでいましたが、そのうち他の犬にのべつ幕無しに突っかかるので困るようになりました。犬だけでなく猫でも鳥でも何でも突っかかります。知らない人にも、吠える事はしませんが、逆毛を立てています(これは怖がって警戒しているようです)。

 そこで目下これを正すべく躾け中です。他の犬に突っかかって行こうとした瞬間にリードを “ビシッ” と引くようにしています。逆毛を立てて呼吸を荒くするくらいまでは何もしませんが、吠えて突っかかろうとしたらこれをやります。そうするとすうっと逆毛が倒れて大人しくなります。向こうの犬がワンワン吠えていても私にぴったり寄り添って通り過ぎるようになりました。
 最初の時は私に叱られたと思ったのか、通り過ぎた後に足を止めて私を見上げました。不安そうな顔だったので、しゃがんで頭を撫でて褒めてやりました。「いい子だったねえ、よく我慢した。いい子だ、いい子だ、大好きだよ!」と言うと安心してまた歩き出しました。これを繰り返していたら、いつも遭う犬には向こうが余程近づかない限り応戦しないようになりました。まだまだ躾の行き届いた大型犬(ヨーロッパの、レストランに同行出来る犬)のようではありませんが、少しは改善しました。

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by mosaiquedodeca | 2016-07-08 09:16 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

フランスパン

 先日出掛けた時に、サンドイッチを買って食べました。そのパン屋は初めて入ったお店でした。昼食を買う為に入ったのですが、店頭にあったフランスパンを見て衝動的にそれも買ってしまいました。その日の夕飯のメニューの事は聞いていなかったので、 “勝手にパンを買って帰ったら怒られるかも知れない” という思いが頭をよぎりましたが、おいしそうだったのでつい・・・。幸い家内は特に決めていなかったようで、「パン買った」とメールしたらそれに合わせたメニューにしてくれました。

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      クーコ

 私は、フランスパンは見ただけでおいしいかどうか分かります。中身の詰まった重たいパンなのか、スカスカの軽いパンなのか?(大きい気泡がポコポコと空いているのか、小さい気泡が詰まっているのか?) 皮は厚くて硬いのか、薄くて柔らかいのか? しっとりとしているのか、パサパサしているのか?・・などが見えて、どんな味か分かってしまうのです。

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 私にパンの知識がさほどある訳ではありません。作ったことなど一度もないので、どんな粉を使い、何を加え、どのような段取りで作るのかも全く知りません。ましてや温度や水分、気圧などとの関係を知っている訳もありません。従って、理屈が分からないので、外見と中身の関係を説明することが出来ません。パンの組成について人に講釈を垂れたり、外見からの見分け方を伝授することも出来ません。ただ、フランスパンを見ると、勝手に頭の中にイメージが出来てしまうのです。噛んだ時の歯に伝わる固い皮の抵抗感、舌触り、そしてその後に広がる味。粉の味だったり、塩味だったり、焦げの苦みだったり。そして、説明の付かない諸々の・・味。一緒に食べたいハムやソーセージやチーズ、あるいは肉料理(過去に食べた、美味しかった一皿)などが浮かびます。そして、お供に飲みたい赤ワインの味と香り・・・。それらのイメージが一瞬にして脳内を駆け巡ります。

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 いつ頃からそういうイメージが湧くようになったのかは思い出せません。フランスに留学していた7年くらいの間に、パンの味を見分ける(外見だけで)能力が身に付いたかというと、そういう覚えはまったくありません。毎日食べていた筈ですが、当時はどこのパン屋で買っても、どこのレストランで食べても、たとえ安い学食のパンでもおいしいとかまずいとか思った記憶がありません。すべておいしかったように思います。そもそもフランスパンという物を食べたのは留学してからで、そこで初めてパンがおいしいものだと知りました。日本で食べていたのは食パンで、あまり好きではありませんでした。朝食にトーストを焼いてコーヒーと一緒に食べるのはオシャレだと思ってカッコ付けて食べましたが、無理がありました。

 何も付けずにパンだけで食べてもおいしいパンがあるなんてフランスに行って初めて知りました。カマンベールチーズでバゲット(※1)を食べ始めたら、止まらなくなって、まるまる一本食べてしまったこともあります(結構大きいパンなのに)。

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      クーコ

 パンを見分けることが出来るようになったのはおそらく、帰国してから街中のパン屋で買うフランスパンが私の頭の中にあったものとイメージが違ったことが始まりだったのでしょう。おいしいパンを探していろいろ買って食べているうちに分かるようになったのだと思います。

 ここ10年くらいの間に、おいしそうだと思って買ったパンが外れたことは、記憶にある限り一度もありません。いつも買うのは近所の贔屓にしているパン屋(※2)のパンで、これはとってもおいしい特上のパンです(上の写真のバゲットはそこのパンです)。しかし、出掛けた時などに買うのは、行き当たりばったりのお店になります。そういうお店のパンが特上のパンだということは滅多にありません。どの程度のおいしさか?つまり、その日の食に供するに充分なおいしさかどうかを見て、合格なら買います。そしてそれらのパンも、見た時にイメージしたことが外れたことは一度もありません。

 見ただけでおいしさを見分けられるなんて、 “よほど食い意地が張っているんだな” って思われるかも知れません。・・・その通りです(※3)。

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        ユーキ

 さて、この日買って帰ったパンを持って玄関を入ったら、ユーキちゃんがまとわり付いてきました。しっぽを高速回転させて、思いっきりねだられてしまいました。パンは結構塩を使っているので、犬猫にはあんまりあげないようにしなければなりませんが、こんなにねだられたら、あげない訳には行きません。端っこをちょっと千切って台所の隅に行っておすわりをさせました。しかし、直ぐにじれったくなって伸び上がってきます。そして野太い声で「ワン!ワン!」と2回吠えて催促しました。その吠え方が偉そうで頭に来たから暫く待たせてからあげました。ユーキにとっては我を忘れて吠えてしまうくらいおいしい匂いがしていたようです。

 クーコもおいしいパンとそうでもないパンでは全く反応が違いました。いつも買っている上記のパン屋が閉まっている曜日に、仕方なく他店で買ったパンに対しては、一応ねだりましたが吠えてまで催促するようなことはしませんでした。おいしいパンに対してはユーキと同じく凄まじい反応でした。

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          パンと赤ワイン:ガラスモザイク絵画

 勿論この日の食卓には赤ワインを添えました。某コンビニのとても安い、しかし中途半端な値段と味の他のワインよりはずっと美味しいワインを。

 そして、暫く後には、久しぶりに飲んだワインのせいで酔っぱらった家内がユーキをつかまえて何やかやと絡んでいる光景がありました。ユーキは時々チラッと私の方に視線を向けて助けを求めるかのような顔をします。私は頭を撫でてあげました。そんな酔っぱらいの彼女が突然「おーッ おまえ、おいしそうな色だなあ!」とユーキに向かって言いました。

 思い出しました! クーコを見て何度か「バゲットという名前にすればよかったなあ」と家内と話し合ったことを。クーコは白と茶と黒の配分が、おいしいバゲットの色だったのです。背中に頬をスリスリして「香ばしい好い匂いだ」なんて言ったこともありました。もっとも、長い間シャンプーをしないでいるとバゲットではなくソーシソン(※4)の匂いになりましたが。
 ユーキは若干色の配分が違って、茶色より白いところが多いので、バゲットというより表面の白い粉が多い田舎パン(パン・ド・カンパーニュ)に近いような気がします。

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        丸いカンパーニュのようなユーキ







※ 1、今から数十年前、フランスにいた時のことですが、いわゆるフランスパンは3種類ありました。細い方から順番に、フィッセル(紐)、バゲット(棒)、グロパン(グロは太いという意味)です。今近所のどのお店にもバタールというパンが置いてありますが、これに関しては記憶がありません。バゲットは手頃な食べやすいパンで、一番売れていたと思います。フィッセルは朝食に食べることが多いようです。パリのホテルの朝食は大体次のような感じです。フィッセルにバターとジャム、そして大きなカップに(ご飯茶碗みたいな大きさのボールの時もある)暖かいコーヒーと暖めたミルクをドバーッと注いでたっぷり飲みます。
  フランスの都市部では朝食のパンは朝買いに行きます。焼きたてのパンを買ってきて食べるのです。従ってパン屋は真夜中にパンを焼いています。パン屋はお互いに休日を調整し合って同じ地区でパンが買えない日は無いようにしています。
 古いフランス映画やイタリア映画を見ていると、農民が大きな焦げ茶色の丸いパンを切り分けて食べているシーンが出て来ます。いわゆる田舎パン(パン・ド・カンパーニュ)というものだろうと思いますが、これは中身が詰まったとても重たいパンです(多分それぞれの家で焼いているのでしょう)。切り口もフランスパンのように白くはありません。グレーっぽい色です。すこし酸味があります。焼いたその日よりも一日以上置いた方がおいしいと言われています(以前住んでいた長野県諏訪地方の原村にあったカナディアンファームというレストランで売っていた田舎パンが美味しくて時々買って食べていました。そこのパンを焼いているご主人が言っていました)。

※ 2、お隣の市、大網白里市に「sora±hana」というパン屋があります。ここのパンはどれもおいしくて、とても重宝しています。特にフランスパンがおいしくて、しかもリーズナブルな価格なので良く買いに行きます。

※ 3、私だけでなく世の中には同様の人が沢山います。フランス人は牧場で草を食んでいる体格の立派な牛を見て、 “美味しそうだ” なんて思うそうです。日本人だって似たようなものです。生け簀のある料理屋では、覗き込んで脂の乗ったアジ等を見分けてリクエストするのですから。

※4、ソーシソンは柔らかいサラミソーセージみたいなもので一般的なサラミより太くてとっても美味しいソーセージです。表面に白い粉がまぶしてあり、匂いを嗅ぐと、嫌な匂いではないのですが、ちょっと獣のような臭いがします(フランスに住んでいる友人は靴下の匂いだなんて言っていましたが)。これが抜群に旨くて(大体美味しい物はチーズでも何でも臭いのです)バゲットととても相性が良いです。
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by mosaiquedodeca | 2016-05-13 09:15 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

ビーグルの思い出

 八王子の借家に住んでいた時、迷子の犬を保護した事があります。近所をうろついていた犬を一時的に預かって飼い主を捜しました。犬の似顔絵(肖像画)を描いて電信柱に貼付けたりしました。動物NGの家だったので、こっそりと玄関に匿っていましたが、夜中に遠吠えをするので近所に住んでいる管理人にバレないか、ドキドキしました。何日か経っても飼い主が見つからなかったので、地元の友人に私たちの代わりに保護して新しい飼い主を捜してくれないかと頼みました。彼は農家の長男で、敷地が広いので遠吠えをしても近所迷惑にはならなそうでしたから。彼は「取り敢えず見に行くよ」と言って直ぐに来てくれました。そして犬をしげしげと眺め、そのまま連れて帰りました。飼ってくれる人を捜すのかと思ったら、そうではなく自分が飼うつもりで見に来たのだそうです。番犬が欲しかったとの事でした。

 その犬はビーグル犬でした。他の犬種が混じっているようには見えなかったので、多分純粋種だったと思います。私たちはビーグルを縮めて “グル” と呼びました。黒と白と茶色の組み合わせが、ヨーロッパの上品な色合い、イメージとしてはイタリア紳士の晩秋の服装のようで、なんとも言えず美しいと思いました。このシックな色合いは “黄金” の組み合わせのように感じ、すっかり気に入りました(※1)。4日間という短い期間でしたが、初めての犬との生活はしっかりと心の中に残りました。 “なんて可愛いんだろう、家で飼えたらどんなに嬉しかろう” と思いました。ビーグルの哀愁に満ちた眼差しに心を奪われてしまったのです。

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  紙がかなり古くなって痛んでしまいましたが、その時に描いたグルの様子です

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  顔の正面からも描いたような記憶がありますが、それは見つかりませんでした

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 八王子には4年間住み、その後千葉県に家を建てて引っ越しました。5年程して家の裏に死にそうになってうずくまっていた子犬を保護して飼ったのがクーコです。クーコは日本犬の血の濃い犬でした。グルに魅せられた体験から、私は飼うとしたらビーグルが良いと思っていました。しかし、目の前の消えそうな命を見た時には そんな事は頭の中からすっかり消えていました。飼い始めたら今度はクーコの可愛さに魅入られて “日本犬って良いな、この可愛さは洋犬の比じゃない” なんて思うようになりました。日本犬は世界の犬の中でも特別な存在にすら思えました。誰にでも愛想の良い洋犬(私の勝手なイメージですが)に比べ主人以外には懐かない、凛とした性格(これも勝手なイメージ)がとても素晴らしい特質だと。事実クーコは私たち以外の人間には愛想良くはしても決して心を許しませんでした。他の人とはいっさい散歩が出来なかったのです(※2)。ナンダカンダ言って、結局出会った犬はみんな好きになるんじゃねえか?って突っ込まれそうですが・・・。そうかも知れませんが、私に自覚はありません。

 ユーちゃんが来てから思った事は、彼女にはビーグルの血が少し入っているのじゃ無いか? と云う事です。少し首を傾け二重まぶたでじっとこちらを見るその眼が、忘れていたグルを思い出させました。顔の皮が少し余り気味で眉を寄せると眉間に見事な皺が出来て “困った顔” になるところ。ビーグルのようにちょっとコミカルな表情を見せるところはとてもキュートでチャーミングです。家内によれば、散歩の途中にすれ違う人が何人も振り返ってニコニコして見るのだそうです。私も先日同じような体験をしました。グレーのふわふわ毛の大型犬(多分秋田犬)を連れたおじいさんが、その犬に向かって背中の毛を逆毛立て唸り声をあげているユーキを見て、満面に笑みを浮かべ「良い犬だねえ」と言うのです。「何かいろいろ混ざっているみたいなんですよ」って返すと「良い犬だ、カッコいいよ!」とニッコニッコ顔で言いながら去っていきました。何だろう? 良い犬って言われて凄く嬉しかったのですが、何かちょっと引っかかる感じが・・・。もしかして、雄犬だと思われたのでは?? ま、いいか。さてもう一つ、グルを思い出させたのはご飯の食べっぷりです。グルは缶詰をあげたらあっという間に食べてしまうのでびっくりしました。一口か二口で平らげてしまうので、洋犬て凄いなあと思いました。ユーちゃんもそれに近いものがあって、何をあげても速攻平らげてしまいます。クーコとは大分違います。親兄弟とはぐれて私たち夫婦に大事に育てられたクーコは、脇から誰かにご飯を盗られる心配が無かったからでしょうか、ゆっくりと落ち着いて食べました。ユーちゃんはきっと大家族の中でくんずほぐれつ、争いながらご飯を食べて育ったのでしょう。それとも、もしビーグルの血が混じっているのなら、元々の性質なのかも知れません。

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          それにしても見事な額の皺

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          秋田犬に向かう勇猛なユーキ


 前回の記事でも書きましたが、ユーちゃんは最近散歩の途中で犬や猫に遭遇すると逆毛立つことが多いです。思い起こしてみると、最初の頃はそんなこと無かったように思います。つまりこれは、 “ここら一帯は自分の縄張りだ” って自覚してきたという事でしょうか? 始めはよそ者らしくしおらしい態度だったけれど、自分の縄張りとなれば違います。この中で出会うヤツに “ここは自分の散歩の場所だって示しとかなくっちゃ” と云う事なんですね、きっと。そして一昨日、もう一つユーちゃんが以前と違って来たと思える場面を見ました。散歩中にEさんに出会った時の事です。「こんな遠くまで散歩に来てるの?」「ええ、よく来ます」こんな会話をしながらEさんがユーちゃんを撫でようとしたら、ユーちゃん、後ずさりしたんです。何だか怖がっている様子。来たばっかりの頃に会った時は、一生懸命愛想良くして可愛がってもらっていたのに・・・。 “この人だ〜れ? 可愛がってもらっても大丈夫なの? お父さん” てな顔で振り返り、私の反応を確かめます。そして、恐る恐る近づいてようやく頭を撫でてもらいました。これはどういう事なのでしょうか? “良く知らない人にはもう愛想良くしなくても良いんだよね! だってもう私はO家の家族なんだから” って事?

 さて八王子のグルは友人の家で「ジョン」という名前になって、立派な番犬になりました。何ヶ月後かに彼の家を訪れた時、私たちは思いっきり吠えられてしまいました。命を助けてあげたのに、あんなに私たちにすがっていたのに、なんて恩知らずなヤツかと一瞬思い、なんだか寂しい気持ちになりました。しかし、 “新しい飼い主の所で一生懸命仕事をしているのだ、これで正解なのだ” と思い直す事にしました。でも、ちょっと複雑な気持ちでした・・・。

 アグリ犬猫里親会の保護っ子を預かっている方達はもっと長い間、一生懸命関わる訳なので、もっともっと情が移るんだろうなあと思います。きっと複雑な気持ちを抱えながら卒業(譲渡先が見つかる事)させ、また次の犬を預かる。そしてまた・・・。私たちには真似出来ませんね、いろいろな事情もあっておそらく無理です。その代わりと言う訳ではありませんが、そんな風に縁を繋いでもらったユーちゃんを大事にすることでその苦労に報います。それが私たちの役割で、多分一番喜んで頂ける事だと思っています。私たちには「博愛」はなかなか難しいけれど、「家族愛」なら沢山持ち合わせがあるのです。

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       頭を撫で撫で

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       夕食後のまったり顔

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       私の手にやたらちょっかいを出すと思ったら・・

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ぺろぺろぺろぺろ・・ぺろぺろぺろぺろ。以前は自分の足をぺろぺろして、私の事は無視だったけど、今はこんなに親愛の情を示してくれるようになりました。とっても嬉しい。だけど・・この後、手がヌルヌルして石けんで洗ってもなかなか取れませんでした。



(※1)その後家で飼った犬猫は総てこの組み合わせでした。猫のプータはアメリカンショートヘアー(模様や体型、性格はアメショーそのものだったので、おそらくその雑種)のブラウンタビー、黒と茶色と白。アメリカンショートヘアーと言えば黒と白のシルバータビーが一般的ですが、プータは茶色が入っていました。クーコも同じ色の組み合わせでした。そして、外見がクーコにそっくりだったことが我が家に来るきっかけとなったユーキちゃんも、当然同じです。これは偶然でしょうか・・・。
 ただ、人工的に作られた種類以外の、つまり雑種の犬猫は基本的なこの3色が混ざるのが自然なような気もします。 犬や猫は人間との歴史が長いので人の手で飼い易いように、また特定の仕事に向くように変えられてきたのは理解しています。外見もそれに伴って、より特徴的に、人の趣向に合わせて作られている事も。 しかし私はどちらかと言うと色んな血が混ざった、言葉は悪いですが少々トッチラカッタ、ある意味でナチュラルな、そういった存在に美しさを感じてしまいます。 それは、画家である私が、奇麗に手入れされた庭園を風景画として描く気になれないことと似ています。刈り込みの入った松の木などは全く絵になりません。他の人から見ればどこにでもある何でも無いような風景の中から、独自の視点を持って絵を構成するのが画家の仕事です。既に庭師というアーチストが仕事をした後の庭からは自分のやるべきナニモノをも見つける事が出来ないのです。風景を描くなら、そう遠くない範囲で、山や木や森、畑や田んぼ、川や道等どこにでもあるものの中から、見る場所によって面白く感じられるポイントを探して描きます。
 クーコが天国に行ってから、次に飼う犬はペットショップやブリーダーから買うことは全く考えていませんでした。私は偶然に生まれたその犬固有のもの、私にしか見つけられないような良さに惹かれます。そういった存在の中に、よりいっそうの美しさを見てしまうからです。
 里親募集サイトならそういう犬を必ず見つけられると思いました。探したのは犬種のはっきりした犬ではなく、クーコのように何が混じっているのか分からないが、とっても “可愛い” 犬でした。そして見つけたのがユーキだったという訳です。
 ここで言う “可愛い” というのは、例えば “子犬が可愛い” と云うのとはちょっと違います。子犬はとっても可愛いですが、それはどんな個体にも共通の “赤ちゃん” としての可愛さです。無垢な存在そのものが可愛いのです。それとは違って私の言う可愛さというのは、その犬の性格と生い立ちや置かれていた境遇などが相まって醸し出される、個体としての可愛さです。いわゆる個性のことですが、それは未成熟な子犬よりも成犬の方がより見つけやすいのです。 今でも里親募集サイトを毎日見ていますが、私(たち)の目に留まるのはそういった犬ばかりです。我が家では多頭飼いは難しいですが、どうしても “もしこの子がユーキちゃんと一緒に家にいたら・・・” なんて想像をしてしまいます。


(※2)クーコは私たち以外の人間が散歩させようとしても決して追いて行きませんでした。毎日頭を撫でて可愛がってもらっている人にリードを渡しても、2〜3歩行ったところで、ピタッと足を止めて後ろを振り返ります。そして私(あるいは家内)が行かない事が分かるとそこから先は一歩も進みません。私たちのどちらかが後をついて行けばそのまま行くのですが、その人だけだと行かないのです。
 ☆ たった1人だけ例外の方がいました。その人は私たちも大好きな方で、全く邪心の無い天真爛漫な、天使のような方でした。とても明るい大きい声で「さっ、クーコ行くぞ!」って歩き出すとクーコもつられてピョンピョン歩いて行きました。私たち以外でクーコと散歩が出来たのは後にも先にもその人だけでした。




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by mosaiquedodeca | 2016-03-13 06:54 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

逆毛

 この頃電車に乗れば周りは皆、スマートフォンを見て夢中になって何かをやっています。私は時代から取り残されているのかも知れません。未だガラケーを使っています。しかもその古い携帯ですら、この間やっとマナーモードを解除して電話の着信音を鳴らすことに成功した・・・なんていう機械(携帯)音痴です。ずっと音が出なくて、ブルブルでしか着信を知る事が出来ませんでした。ボタンを押してマナーモードにしたまま(そのボタンの存在を忘れて)何年か経ってしまっていたのです。何故音が出ないんだろう?といろいろ試してみましたが、どうしても音が出ません。「機能設定」から着信音の設定を変えてみたりいろいろやりましたが、改善出来ずに時間が経ってしまいました。分かってみれば至極簡単な事で、マナーボタンを押してマナーモードを解除すれば良かったのです。

 そんな訳でユーちゃんの散歩の途中で写真を撮るのに苦労しています。どういう事かと言うと、つまりガラケーの古いカメラなので、画素数が小さいだけでなく、シャッターが鈍いのです。チャンスと思ってボタンを押しても一秒くらい遅れて撮影されてしまいます。良いシャッターチャンスを捕まえる為にはユーちゃんの動きを予想して、一秒前くらいにシャッターを押さなければなりません。

 ユーちゃんが来てから撮りたいと思っていた写真が2つありました。一つはジャンプして前足立ちでオシッコをするところ。つまり逆立ち状態のオシッコ。ユーちゃんの身軽さ、身体能力の高さを表していて面白いと思います。これはブログに載せると家内に怒られそうなので(オシッコをしているところなんて公開するな!と)、たとえ撮れても紹介出来ませんが、(家内が心配するまでも無く)未だに撮れていません。

 そしてもう一つは逆毛の写真です。来たばかりの頃はそんなでも無かったのですが、最近散歩の途中に犬や猫に遭遇すると、やたらに背中の毛が逆立ちます。怒っているのか、警戒してるのか、怖がっているのか・・・。

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     背中の毛が盛り上がっています(離れた道を散歩中の犬に向かって)

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    道の途中で背中の毛が盛り上がって来ました どうしたんでしょう?

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     道の脇にこの猫がいたからでした 猫も背中を丸めて警戒しています

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          猫は逃げてしまいました

 平常時と逆毛の時のユーちゃんの写真を比較してみました

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上の写真の逆毛が2、3秒後には修まって下のようになってきます(若干残っていますが)


 ところで、去年の夏に亡くなったクーコとユーちゃんの逆毛には明らかに違いがあります。クーコは背中の肩甲骨の内側辺りだけがくっきりと盛り上がり、腰からしっぽにかけては全く逆立ちませんでした。犬によって違うのは不思議ですね。

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       クーコは肩の上だけが盛り上がっています

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         この黒い縁取りの中だけが逆立つのです

 以下、気に食わない犬が通った時のクーコの様子。それにしても怒り方が凄かったです。今思うと野性的だったなあ・・・。あんまりクーコが強く(しかも突然)引っ張るので家内は手首を痛めてしまいました。それに比べるとユーキちゃんは比較的大人しい怒り方で、分別をわきまえたシティガール(コミュニケーション上手)という感じです。最早若く無い我々夫婦には有り難いことです。よくぞ我々に相応しい子が来てくれたものだと思います。縁を繋いで下さったアグリ犬猫里親会、海ママさん、感謝しています。

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     ロープが千切れんばかりに勢いよく引っ張っています。

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     右に左に走り回る・・・・・・・
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by mosaiquedodeca | 2016-02-18 14:29 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

関東の冬

 暖冬と言われた今年の冬も、ここのところ寒さがかなり厳しくなってきました。私の出身地新潟県も雪が沢山降り積もっているようです。東京に出て来た時、他人からは雪国出身なので寒さに強いだろうと思われていましたが、必ずしもそうではありません。私にはむしろ故郷より東京の方が寒く感じられました(都会の人が冷たいという意味ではありません)。雪に埋もれて暮らすのは案外寒くなかったように思います。日本海側の雪は湿り気があって高く積もるので、それが風除けになって寒風を遮ってくれたからかも知れません。また、雪国のような大袈裟な防水&防寒着も着ずに薄着になっていたせいもあると思います。あるいは、田舎にいた時は子供だったのであんまり寒さを感じなかったのかも知れないですね。

 いずれにしろ、日本海側と関東では、冬の気候が真逆です。鉛色の空と雪に埋もれて、ドテラを着て炬燵に足をつっこんでいる生活から、カラッと晴れた空の下、比較的軽装で外に出て行く日常は、かなりのギャップでした。殊に冬の関東特有の乾燥した空気と眩しい光は印象的でした。

 毎朝のユーキの散歩は、眩しい光の、色の飛んだ(光と影のコントラストが強すぎてものの色が見え辛い)景色の中です。写真を撮ると影の黒さが目に留まります。

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         さあ出掛けるぞ!

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       今日はこっちだ!

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 せわしなくあちこち匂いを嗅ぎながらずんずん歩いて行くユーキの影を見ていて、ふと “アルベルト・ジャコメッティ” の犬の彫刻を思い出しました。

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 この犬の彫刻の素晴らしさは、文才に恵まれない私が説明するより、ジャコメッティと親交のあった “ジャン・ジュネ(※)” が書いていますので紹介します。

「ブロンズの犬、ジャコメッティのこの作品は見事だ。その奇妙な素材、細紐や麻屑混じりの石膏が落剥していくと、それはいっそう美しくなった。前足の曲線、ほっそりした関節はないが感覚にあふれたその曲線はなんとも美しく、ただそれだけで、犬の柔らかな足どりをぴたりと表す。というのも、この犬はうろついているのだから。地面すれすれに鼻面を伸ばし、嗅ぎ回りながら。この犬は痩せている・・・・

・・当初は悲惨と孤独の徴として選ばれたとしても、私にはこの犬が、調和のある花押のように描かれているように思われる。背骨の曲線が、足の曲線に対応しているように。だが、この花押がなお、孤独というものの、至高の壮麗化なのである。」


 ジャコメッティの彫刻でもう一つ私が大好きなのが猫の作品です。

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 ジュネはこれについても私が一番言いたかった事をうまく文章にしています。

 「あの見事な猫のことを、私は忘れていた。石膏の、鼻から尾の先までほとんど水平の、ネズミの穴にでも入れそうな猫のことを。その硬直した水平性は、たとえ怒って背を丸めているときでさえ猫が保っている形態を、完壁に表現していた。」

 昔、私が若かった頃に池袋の西武デパートでジャコメッティの展覧会開かれました。その時この彫刻を見て私は、そのリアリティに驚き、感動しました。針金のような細い彫刻は、当たり前に考えたら猫の外見は全く表していません。しかし正面から見下ろした時、その猫は私に向かって歩いて来るように感じました。動いているような気がしてならなかったのです。この感覚は猫と暮らした経験の無い人には分からないであろうと思いました(私の少年時代に一時期、家に猫がいました)。
プータを飼うようになってから、改めてこの彫刻のリアリズムを感じるようになりました。ある時プータの写真を見ていて得心しました。下の写真を見て下さい。

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 まるまるとしたプータはジャコメッティの猫とは似ても似つかないですが、足元に注目して下さい。前足、後ろ足の4本の着地点が一直線上にあります。これなんですね、猫のバランスというのは。だから塀の上を難なく歩けるのですね。そんな芸当は前足を開いて踏ん張っている犬には出来ませんね。

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 こんな二階のベランダの手摺の上でも平気でいられるのは凄いですね・・・。 この後、遠くに何かを見つけて一瞬飛び降りそうになりましたが(二階から手前のコンクリートの駐車場に:一瞬冷やっとしました)、思い直して体を捻ってベランダの中に降りました。そして、大急ぎで階段を降り一目散に外に飛び出して行きました。




 以下、もう少しユーキの写真を・・・

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     影が濃いですね

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     影を見てもしっぽの中にお月様が見えるユーキ

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     相変わらず見事な巻き尾です


※ フランスの作家、詩人、エッセイスト、劇作家、政治活動家。ジャン・コクトー、ジャンポール・サルトル等に才能を認められた。詳しくはウィキペディアでどうぞ。
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by mosaiquedodeca | 2016-01-26 19:26 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)

草津から帰ってきました

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 草津から帰ってきました。ユーキちゃんは特に変ったところは無かったようですが、甘えん坊振りは相当だったようです。いつも私のベッドの足元、掛け布団の上に寝ていたのですが、私の居ない所では寝られなかったそうです。一旦ベッドに登るもののすぐに降りてアトリエに行ってウロウロ、バタバタ。結局家内が自分の布団をアトリエに運んで一緒に寝てあげる事になりました。ユーキはここでは掛け布団の上でなく、中に潜り込んで来たそうです。甘えん坊が増幅したのか、それとも寒がりなのでしょうか?

 そんなユーキですが 一方、散歩の途中にシェパードに突っかかって行ったり(鎖に繋がれている大きな犬を挑発してはさっさと逃げて行く最低な行動)奔放振りも絶好調だったそうです。 「若い時のプータ入ってる」「クウコより私の行動読んでいる まだ1ヶ月なのにヤバイ 超ヤバイ」とは、家内からのメール。若い頃のプータ(我が家に居た猛猫)って・・・。あの近所に敵無しの、小学生から “ネコ大将” と呼ばれたプータ? 犬にも恐れられ、散歩中の飼い主の方に “怖がって通れないから道路脇から退かしてくれ” と言われたプータに? それとも、紐に繋がれた犬の行動範囲を見切って、吠えている側を平然と横切っていた(状況をはっきり把握していた)、賢いプータ・・・に似ている? と言う事は、ユーキはクーコより肝っ玉が据わっているかも知れません。クーコは箱入り娘のお嬢さん犬だったのかしら?

 海ママさんのブログでユーキ(当時は優華)を見つけた時、クーコにそっくりな犬がいると思いました。しかし、一緒に生活してみるとかなり違っている事に気がつきました。毛の色や模様は良く似ていますが、実は長さが全く違っていました。これは写真では分かり辛い点です。ユーキの毛はクーコの半分位の長さしかありません。

 氷点下の長野の冬、雪の中を駆け回って喉が渇くと雪をかじっていたクーコ。秩父の山中猟師の相棒として活躍し、時には熊狩りもアシストしていたと言われる、川上犬にそっくりだったクーコ。もっとも、寒さに強い点では川上犬を彷彿とさせましたが、熊なんか見たら飛んで帰ったであろう弱虫のクーコ、ではありましたが。何しろ、林の中でニホンザルの集団に睨まれて、家内を置いて自分だけサッサと逃げたクーコです。多分、熊はさすがに?ですが、ユーキの方が頼りになるでしょうね。

 毛と言えば、ユーキが来てから家中が毛だらけになって困っていました。が、最近劇的に改善しました。クーコも毎日ブラッシングをしても取りきれないほど出ましたが、ユーキの場合はクーコ+プータくらい出ます。ところが家内がネットで見つけたブラシがどうもスゴイのです。大概の飼い主は既にご存知なのかも知れませんが、出てきた動画を見ると面白いように和毛が 取れる!取れる!。本当かしらと思いつつ買いに行きました。茂原のカインズで売っているとあったので行きました。その「フランスフーリー」という商品を捜しましたがありません。代わりに「ファーミネーター」と言うのがあったので、買ってきました。5千円もしましたが、思い切って買いました。カインズの自社製品でブラシ(歯と言うべきか?櫛と言うべきか?)の部分の見た目が全く同じの千円のもあったので、随分迷いましが、念のために高い方を買ってきました。早速試してみたら、動画と全く同じに取れました。気持ちいい!気持ちいい!。一週間に一回くらいでOKみたいです。以後家の中の抜け毛が5分の1くらいに減りました。ファーミネーターとはどういう意味か知りませんが、私たちにとってはペットの抜け毛から最終的に解放されるという意味で、むしろ「ターミネーター」ですね。

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これは2回目のブラッシング時です 前日の一回目はこの5倍くらい出ました(写真を撮らなかったのが残念)

 さて今回の草津は関東同様暖かい正月でした。雪が殆どなく滞在期間も舞うことはあっても積もりませんでした。

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      湯畑にも雪がありません

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        床に瓦の断面で模様があしらってあります

 以下、ホテルのイベント時の子供達の体験作品

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なんともカラフルなネコ こういう色の配置は我々には出来ません 楽しくなっちゃいますね

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          四葉のクローバ

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     今年はステンドグラスのフレームが新しくメニューに加わりました

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       雪だるま製作中

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         ろうそく

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          雪だるまと緑の樹

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          夜の空から雨でしょうか?

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     随分と立派なネームプレートですね 堂々としています



 ところで、1月4日でユーキのトライアル期間が終了です。「アグリ犬猫里親会」に正式譲渡のお願いをしなければなりません。今日その為の家族写真を撮りました。ユーキが幸せに暮らしている事をお知らせする為の写真です。顔出しはちょっと恥ずかしいので画像処理でサングラスを掛けました(変な人たちではありません)。

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                   目 つぶっちゃいました

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         おかあさーーーーーん        あいよ

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          ごちそうさまでした

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    これからも宜敷く たのみます       ワカッタ ワン
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by mosaiquedodeca | 2016-01-08 20:21 | 猛描プータと愛犬クーコの話 | Comments(0)