ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
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カテゴリ:植物のかたち( 11 )

植物の不思議な形

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2年程前このブログで「植物の形」に関して観察した “不思議” なことについて何度か書きました。植物の形 Spiral1  それについて最近新たな知識を得る事ができました。

一月くらい前ですが、本屋の雑誌コーナーを何を探すとも無くぶらぶらしていたところ、 NEWTON という科学雑誌が目に入りました。表紙を見たら、“「黄金比φ」の謎” と書いているではありませんか。黄金比には大変興味があるのでめくってみたら、ひまわりや松ボックリやマーガレットの渦巻きの写真が大きく出ているのです。どうやら当時私が興味を持っていたことがいっぱい書いてあるようなのでした。これは絶対買わなくてはと思い、早速買って帰りました。
家に帰ってじっくり見てみたら、私がブログに書いていた不思議な渦巻について、もっと詳しいことが載っていました。この渦巻が何故出来るのかを科学的に解説していたのです。また、草の茎に付く葉っぱの規則性などについて私の知らなかったことも書いてありました。

15年くらい前のことだったでしょうか、一時期やたら科学雑誌が流行ったことがありました。 NEWTON が創刊されて、“面白い雑誌が出たな” と思っていたら、次々といろんな出版社から同様の雑誌が出てきたのです。確か、“オムニ” とか “ウータン” とか言う名前だったように思います。その頃は「科学って面白いな」と思い、毎月それらを買って読んでいました。しかし、1年程でなんとなく飽きてしまい次第に買わなくなりました。私の中の “科学誌ブーム” が去ってしまったのです。その後はたまに面白そうな記事があるときだけ買って読んでいます。ですから時々 NEWTON を買うのです。 最近 NEWTON 以外の雑誌はあんまり見かけないのですが、他のものは廃刊になったのでしょうか?

この渦巻の解説が出ている号は6月号です。興味のある方は買って読んでみてください。面白いですよ。
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by mosaiquedodeca | 2010-06-03 14:42 | 植物のかたち | Comments(2)
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 このブログで昨年の7月頃、ネジバナの事を書きました。今年も7月頃にネジバナがいっぱい咲き、その写真をアップしようかとも思ったのですが、昨年の方がずっと良い写真だったので止めました。今年咲いたその花々は7月中にすっかり咲き終わり、とっくに枯れてしまっていました。ところが最近になって突然、たった一輪(いや、一本)他の花に混じって勘違いして咲いてしまったものを見付けました。ネジバナと同じ位の背丈で、同じようなピンクの花をいっぱい咲かせる花(9月頃には何処にでも見付ける事の出来る花ですが、名前は知りません)に混じって、たった一本だけ咲いていました。周りをあちこち捜しましたが、ネジバナはこの一本だけでした。どういうことなのでしょうか? ネジバナってタンポポのように年中咲いている花なのでしょうか?
でもネットで調べてみたら、やっぱり6月から7月にかけて咲くということでした。
 今年の夏はあんまり暑くならず、暖かい日と涼しい日が交互に訪れたので、また初夏が来たと勘違いしたのでしょうか? 植物も人間みたいにおっちょこちょいの奴(私のように勘違いの名人が)がいるんでしょうかねえ………。

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PS 告知です。 今日から “シルバーウイーク” ですが、こどもの国キッズダムでは春のゴールデンウイークにやったクラフトフェアーの “秋バージョン” をやっています。私はガラスモザイク体験を23日の水曜日までやります。お子さんに物創り体験をさせてみたい方、また、ご自身が体験してみたい方(最近はお父さんお母さんの方が夢中になられる場合が多いです)は是非お越し下さい。
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by mosaiquedodeca | 2009-09-19 15:57 | 植物のかたち | Comments(0)

星形の秘密2

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 以前草の葉っぱを真上から見ると五角形をしているものが結構あると書きました。そしてその時、葉っぱの生える順番が五角形の星形を一筆書きで描くのと同じ順番だと書きました。(9月5日の記事を御参照下さい)その理由についてですが、おそらくそれは重量のバランスを取るためなのではないかと思います。葉っぱが360度のどこか一方向に片寄っていたら、茎は倒れ易くなってしまいます。特に葉っぱの生え始めの頃に問題があります。一枚目の葉っぱは仕方ありません。どちらの方向に生えても片寄ります。では2枚目はどうでしょう。バランスを取る為には180度回転した位置、つまり正反対の方向に生えるのが良いと思われます。しかし、このやり方だといずれ問題が起こります。

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by mosaiquedodeca | 2008-10-28 05:19 | 植物のかたち | Comments(0)
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 ペンタゴンコレクション(7月23日の記事)を紹介した時、道端の植物を真上から見たら五角形をしているものが多いと書きました。それは葉っぱの生え方の話ですが、私の見た限りでは、大体五角形のものと十字形のものに2分されます。数えた訳ではありませんが、私の印象では五角形が40%、十字形が35%、残りの25%位が規則性がよく分からないものです。これは私が犬の散歩の途中で見掛ける草花に限られたものですので、数値的な根拠が学問的にある訳では、勿論ありません。
 今日は、葉っぱが五角形を描く植物を少し詳しく観察してみます。

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by mosaiquedodeca | 2008-09-05 16:48 | 植物のかたち | Comments(0)

ペンタゴンコレクション

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 毎朝犬の散歩に出かけるのですが、その際に道端の草花を観察するのが殆ど癖のようになっています。きっかけは10数年程前、モザイクハウスを建てたばかりの頃、植え込みにラベンダーを育てようと思って苗を買ってきた時です。一番安い小さな10センチ程の苗を覗き込んで「おやっ」と思いました。 ご存知でしょうか、ラベンダーの葉っぱがどんな風に幹から生えているか? 驚く程キッチリと十字形をしていたのです。それから、植物は真上から見ると面白いんではないかと考えるようになりました。
 という訳でいろいろ植物を眺めていると、ラベンダーの十字ほどクッキリではありませんが、なんとなく五角形をしているものが結構あります。よく見ないと分からないものも含めると半分くらいの雑草がそうじゃないかと思えるくらい、あちこちで見かけます。キレイな正五角形になっているものは殆ど有りませんが、葉っぱが放射状に5つの方向に生えています。
 これにはなにかきっと理由があるに違いないと思うのですが、今日はとりあえず5角形すなわちペンタゴンのコレクションをご紹介します。
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by mosaiquedodeca | 2008-07-23 07:16 | 植物のかたち | Comments(0)

Spiral 5  ネジバナ

 先日散歩の途中でネジ花を見付けたけれどカメラを持っていなくて残念と書きましたが、今朝、家の裏にある灯油タンクに油を入れにいったら足元に一本見つけました。
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 家の脇に生えているなんて、ラッキー!と思って写真に撮ってご紹介しようと思ったら、友人のガーデニングをやっている酒井さんが、ご自身のブログ(ガーデン屋日記)に一足早く写真をアップしていました。なんか先を越されてしまったようで、すこしガッカリしつつ、犬の散歩にでかけたら、今度は家から目と鼻の先の空き地に群生しているのを発見しました。
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 ネジ花は、見付ける時はいつも一本しか生えていなくて珍しい花なんだと勝手に思っていたら、そうでもないみたいで、こんな風に沢山生えていることもあるんですね。そこで、すこし検索してみました。小さいけれど欄の一種なのだそうです。俳句の世界では夏の季語になっているようです。

・蘭(らん)科。
学名 Spiranthes sinensis var. amoena
          Spiranthes : ネジバナ属
           sinensis : 中国の
           amoena : 愛すべき、人に好かれる
Spiranthes(スピランセス)は、ギリシャ語の 「speira(螺旋(らせん))+ anthos(花)」 が語源。 花穂が螺旋状にねじれるところから。
開花時期は、 6/25頃〜 7/15頃。 明るい草地などに生える。
小さなピンク色の花が20個以上らせん状について咲く。
なぜねじれるのか?
  花がみな一方向に向けば茎が傾くので、花の方で工夫してわざとねじる
   ように花をつけるようになったという説がある。
見たところ、咲いているものは10日ほどで枯れてしまう。
また、芝生の中に咲いていることが多いのでその背丈の低さで見逃してしまいがち。
・別名 「捩摺」(もじずり)。
    「みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに
                 乱れむと思ふ 我ならなくに」
             古今集 河原左大臣
(digitalmem.exblog.jp 気ままなdigital photo)より

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 アップで見ると花びらがランの形をしています。
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 くるくる螺旋を巻いているのもあれば、こんな風にゆっくり巻いているのもあります。
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 上の2枚を見てください。右巻きのものと左巻きのものがありました。
検索で調べた中にやはりそのことに触れているものがありました。

 ネジバナはモジズリとも呼ばれ、北海道から九州、樺太・千島・朝鮮・中国・ヒマラヤに分布する多年草。芝生などの草丈の低い、明るい草地に生育する。乾燥した場所から湿地にまで生育するが、芝生に生育する場合には粘土分を多く含む場所に良く生育するようである。葉は数枚で地面から立ち上がり、芝生では長さ5cm前後であることが多いが、湿地では10cmを越えることもある。やや厚めの葉であり、刈り取りや踏みつけにも耐えるのであろう。
 花は5月頃から咲き始め、秋にも開花したものが見られる。花茎は20cm前後であることが多いが、30cmを越えることもある。花茎には螺旋状に小さな花が付き、巻き方が反対のものもある。花の色は淡紅色であるが、濃いものから薄いものまで、多様である。
http://had0.big.ous.ac.jp/index.html植物生態研究室(波田研)のホームページより

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 おやっ? へんな形のネジ花があるぞ!……と思ったら、たまたま右巻きと左巻きのものが隣りに生えていて、ネジのピッチも同じ間隔で、シンクロしてしまっただけのようでした。
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by mosaiquedodeca | 2008-07-09 07:49 | 植物のかたち | Comments(0)

Spiral4

 犬の散歩の途中、道端の草花を眺めていると子供の頃のことを想うことがあります。小学校からの帰り道によく土手の上を歩いたのですが、その道すがらいったい何を考えていたのだろうか?と考えたりします。多分、ろくでもない事に違いないですが、まったく思い出せません。憶えている事もあります。たとえば、たまたま蛇が道を横切っているのを見付けようものなら、もう大変でした。今ではとてもそんな事出来ませんが、子供というのは残酷なもので、見たら必ずと言っていい程、空爆攻撃をしかけました。爆弾は道端に転がっている石です。あわれなヘビは必ずや餌食になったものでした。そんな事をよく平気で、というより夢中になってやっていたものだと思います。今更ですが、随分かわいそうな事をしたと思います。合掌………。
 その他にも思い出すことがあります。この、ピュッピュッと生えている紐のような草を、何と呼んでいたか忘れましたが、摘んで良く遊びました。(下の写真の、どこにでもある草です。)
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 友達と、お互いにそれぞれ太くて丈夫そうな茎を引っこ抜いては紐にして、バッテン状に引っ掛けて引っ張り合い、どちらかが切れる迄やって残った方が勝ちという遊びでした。必ずしも太いほうが勝つとも限らなかったり、一度ほぐして繊維をゆるくした方が丈夫だったり、効果あったかどうか分かりませんが唾を付けて土をまぶして強く?したり、結構夢中でやっていました。その頃の記憶からか、今でも何気なく、太くて立派なものを見付けると強そうだなあなんて、考えていたりすることがあります。
 さて、子供の頃は全く気が付いておらず、考えてもみませんでしたが、今改めてよく見てみるとこの草の穂がなにやら捻れているような感じが……。何と穂が渦巻状に並んでいるではありませんか。ダーウィンは「植物は回転している」と言ったそうですが、草花を観ているとこんな風な渦巻が結構見つかります。この間などは、道端にたった一本だけでしたが、ネジ花を見付けました。これは珍しいと思いましたが、その時はカメラを持っておらず、後日カメラを持って同じ場所を捜しましたが、見つかりませんでした。とても残念です。
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by mosaiquedodeca | 2008-07-05 13:58 | 植物のかたち | Comments(0)

Spiral3

 犬の散歩の途中で撮った花々の写真です。キク科の花を見るとつい覗き込んでしまいます。渦巻がクルクル、何重巻き?右は?左は? どうしてフィボナッチ数列に?(6月12日spiral1、6月13日spiral2をご参照下さい)頭の中はクエッスチョンマークでいっぱいです。なんだか目が回りそう。
 自然の形ってなんでこんなにうまく出来ているんでしょう?

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by mosaiquedodeca | 2008-07-01 00:31 | 植物のかたち | Comments(0)
タンポポの種が渦巻状に並んでおり、しかも右巻きと左巻きが重複しているということを前に書きました。そして、その左右の数が13対21とか21対34になっていたというところ迄書きました。この数字ですが、実はこれはフィボナッチ数列という数列の一部なのです。フィボナッチ数列というのは、次のようなものです。
1・1・2・3・5・8・13・21・34・55・89・144・233………と無限に続いて行く数列ですが、お分かりでしょうか?隣り合った二つの数の合計がその右隣に置かれています。その数と一つ前の数を足して、その右隣に置くということを無限に繰り返して行くのです。
この数列は無限なのですが、何に向かっているのかというと、数が増えれば増える程、隣り合った数字の比率が黄金比率と呼ばれる比率に近づきます。
黄金比についてはここではとても説明しきれませんので興味のある方は御自分で調べてください。数式にすると2分の(√5−1)で、近似値は0,6180339………といったことだけ記すに停めます。
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さて、このような渦巻は植物の形を観察すると沢山見つけることができます。ヒマワリの真ん中の黒い部分、つまり種(種になる前は花)も同様です。大きなものになると渦巻の列の数も増えてくるようで、34対55のものを見たことがあります(数えるのは大変でしたが)。キク科の花は殆ど渦巻いていて、やはりフィボナッチ数列のどこかにあてはまります。他には松ぼっくりの傘をお尻の方から見ると渦巻いていたり(5対8か8対13でした)、大根の葉っぱを根元近くで切って真上から見た切り口が渦巻いていたり(やはり5対8か8対13でした)、結構見つけることが出来ます。意外なところではカリフラワーがそうです。とても分かり辛いのですが、あの脳みそのような凸凹が良く見ると実はブロックに分かれていて中心の小さなブロックから外側にだんだん大きくなって渦巻になっています。更にその外側の大きなブロックの中を良く見るとそこにも同じ構造の渦が………暇な人はじっくり眺めてみてください。
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by mosaiquedodeca | 2008-06-13 08:36 | 植物のかたち | Comments(0)

spiral 1

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先日、綿毛について書きましたが、その続きです。
犬の散歩の途中で見つけた綿毛のある植物。思わず綿毛を指でむしり取ってしまったのですが、つまんだ綿毛をひっくり返してみたら、渦巻状に並んでいたところまでは書きました。実は、この渦巻にはとっても不思議なことが隠されています。それについては同じく綿毛で種を飛ばす、綿毛の代表とも言うべきタンポポで説明します。
タンポポの綿毛は根元にかなり大きな種のカプセルが付いています。これを風に飛ばすと種が抜けた後の芯みたいなものが残ります。これは言わば種のカプセルの土台です。これを見ると、種がどんな並び方をしていたかがわかります。
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土台の中心辺りから外側に向けて何本もの曲線が見えます。ゴルフボールの凹みのような部分に種が付いていたことが分かりますが、その縁というか土手のようになっているところが繋がって曲線を描き、それが中心部から何本も渦巻状に外に伸びてます。この渦巻は良く見ると左巻きと右巻きが混在しています。これをそれぞれ抜き出して白い線でなぞってみます。すると右巻きが13本、左巻きが21本になりました。
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同じ事を前々回の記事の ”指でつまんだ綿毛” にもやってみました。こちらは右巻きが21本、左巻きが34本になりました
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実は、右巻きと左巻きの列の数が問題なのです。13対21、21対34、これは意味の無い数字ではありません。とても神秘的な数字なのですが、それはまたいつか。
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by mosaiquedodeca | 2008-06-12 08:27 | 植物のかたち | Comments(0)