ガラスモザイクに関する様々な事を綴り、紹介するブログ


by mosaiquedodeca
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星形の秘密:葉っぱの生え方1

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 ペンタゴンコレクション(7月23日の記事)を紹介した時、道端の植物を真上から見たら五角形をしているものが多いと書きました。それは葉っぱの生え方の話ですが、私の見た限りでは、大体五角形のものと十字形のものに2分されます。数えた訳ではありませんが、私の印象では五角形が40%、十字形が35%、残りの25%位が規則性がよく分からないものです。これは私が犬の散歩の途中で見掛ける草花に限られたものですので、数値的な根拠が学問的にある訳では、勿論ありません。
 今日は、葉っぱが五角形を描く植物を少し詳しく観察してみます。



 私が真上から見ることが出来る草花というのは限られています。身長160cmの人間の見下ろすことの出来る植物はあんまり背丈が高くありません。タンポポとかよもぎとか、そういった背の低いものか、あるいは、背丈が高くなるものでもまだそんなに伸びていないものです。前にひまわりの苗をもらって来て植えた話をしましたが、そのひまわりは地面から10〜20cm位の背丈の時で、その時は双葉(注1)でした。双葉の時は当然真上から見た葉っぱの示す形は一文字です。しかしその後、ひまわりの葉っぱはいつしか五角形になるような生え方をします。この五角形がどのように成立するのかということが今日の話のテーマです。五角形を形作っている五枚の葉っぱはどういう順番で生えてくるのか?それを観察しました。下の写真の草をご覧ください(何と言う草か名前は知りません)。葉っぱが生えた順番に番号を付けました。

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上の写真は同じ草を、横、斜め、真上から見た写真です。数字が書いてある3枚は葉っぱの生えた順番に番号を付けたものです。白抜きの数字1〜5で形作る五角形と同じ位置に黄抜きの数字6〜10が重なっています。


 では次に別の植物を見てみます。

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これも同じく葉っぱの生えた順番に番号を付けました。1〜5までで五角形を描いています。6番目の葉っぱは1の上に重なってきています。


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1〜6まで線を引いたら、なんと五角の星形を一筆書きで描く順番に葉っぱが生えていることが分かります。私が観た限り、葉っぱが五角形を描く草は殆どこの順番で生えていました。これにはきっと理由があると思いますがそれは次回。


注1 双葉というのは、芽が出て最初に茎(or幹)の先端に左右に生えた2枚の葉っぱのことです。人間にたとえて、成人後に何か偉業を成し遂げた人の幼少時の非凡な才能の兆しなどを振り返って「栴檀(センダン=白檀:扇子などを作るのに使う香木)は双葉より芳し」などと言います。最初に出て来た葉っぱのことが転じて、この時期(幼少時)のことも双葉と言いますが、この言葉があるということはどんな植物でも最初は必ず2枚の葉っぱが一緒に(1枚ずつではなく)出て来るのでしょうか?……。
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by mosaiquedodeca | 2008-09-05 16:48 | 植物のかたち | Comments(0)